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中国株サマリー(22日)

市場概況
4日続伸、3900ポイント回復し2週間ぶり高値

 週明け22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。終値は前営業日比0.69%高の3917.36ポイントだった。深セン成分指数は1.47%高の13332.73ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8619億3900万元だった。

 上海総合指数は心理的節目の3900ポイントを上回って寄り付いた後もプラス圏で堅調に推移すると、終値は8日以来、2週間ぶり高値だった。前週末の米株高が好感されたほか、中国当局による景気対策への期待も強く、徐々に買いが広がった。一方、中国の全国銀行間同業折借中心が22日発表した2025年12月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物が3.00%、5年超物が3.50%で、ともに前月と同水準に据え置かれた。セクター別では、貴金属や電子化学品、バッテリー素材が全面高となった半面、医薬品販売や教育、銀行などが売られた。

 A株市場では、金相場の上昇を受けて紫金鉱業集団(601899)が買われたほか、浙江三花智能控制(002050)や金風科技(002202)も高かった。中国の海南自由貿易港を「一線開放、二線管理、島内自由」で運用する「全島封関」が18日に始動したことを受け、中国旅遊集団中免(601888)や海南航空控股(600221)なども大幅高。半面、宇通客車(600066)や奥飛娯楽(002292)、万達電影(002739)などが売られた。

 上海B株指数は1.67%高の248.23ポイント、深センB株指数は0.27%高の1264.29ポイント。

(山下)


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