スポット
(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.05円(前営業日比▲0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.69円(▲0.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1762ドル(△0.0052ドル)
ダウ工業株30種平均:48362.68ドル(△227.79ドル)
ナスダック総合株価指数:23428.83(△121.21)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.02%)
WTI原油先物2月限:1バレル=58.01ドル(△1.49ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4469.4ドル(△82.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は反落。片山財務相が足もとの円安進行について「完全にファンダメンタルズではなく投機」と述べ、「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」との見解を示すと円買い・ドル売りが先行。2時30分過ぎに一時156.71円と日通し安値を付けた。市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている」との声が聞かれた。
・ユーロドルは5営業日ぶりに反発。ドル円の下落をきっかけに全般ドル売りが優勢になると、1時前に一時1.1769ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.20まで低下した。
もっとも、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)定例理事会といった重要イベントを終え、新規材料にも乏しかったため、調整的な取引にとどまった。「すでにクリスマス休暇入りした市場参加者も多く、商いは低調だった」との声も聞かれた。
・ユーロ円は小反落。欧州市場序盤に一時184.92円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利益確定目的の売りが先行した。片山財務相の円安けん制発言を受けて一時184.31円付近まで下押しする場面があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。「中国の顧客に向け、来年2月中旬の春節(旧正月)より前に人工知能(AI)半導体の出荷を始める意向」と伝わったエヌビディアが買われた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やマイクロン・テクノロジーの上昇が続いた。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米国株相場の上昇を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。
・原油先物相場は上昇。米政権が南米ベネズエラ沖の公海上で石油タンカーを拿捕したと発表し、産油国であるベネズエラ産原油の供給混乱への警戒感が高まったことが支えとなった。また、ウクライナ平和をめぐる協議に進展が見られず、ロシア産原油の市場流入への警戒感が緩んだことも買いを後押した。
・金先物相場は大幅続伸。米利下げ継続との観測が支えとなる中、米国とベネズエラの緊張が高まっていることや、ウクライナ平和をめぐる協議に進展が見られないことを背景とした地政学リスクの高まりが意識され、安全資産の金は大幅高となった。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=157.05円(前営業日比▲0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.69円(▲0.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1762ドル(△0.0052ドル)
ダウ工業株30種平均:48362.68ドル(△227.79ドル)
ナスダック総合株価指数:23428.83(△121.21)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.02%)
WTI原油先物2月限:1バレル=58.01ドル(△1.49ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4469.4ドル(△82.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は反落。片山財務相が足もとの円安進行について「完全にファンダメンタルズではなく投機」と述べ、「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」との見解を示すと円買い・ドル売りが先行。2時30分過ぎに一時156.71円と日通し安値を付けた。市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている」との声が聞かれた。
・ユーロドルは5営業日ぶりに反発。ドル円の下落をきっかけに全般ドル売りが優勢になると、1時前に一時1.1769ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.20まで低下した。
もっとも、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)定例理事会といった重要イベントを終え、新規材料にも乏しかったため、調整的な取引にとどまった。「すでにクリスマス休暇入りした市場参加者も多く、商いは低調だった」との声も聞かれた。
・ユーロ円は小反落。欧州市場序盤に一時184.92円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利益確定目的の売りが先行した。片山財務相の円安けん制発言を受けて一時184.31円付近まで下押しする場面があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。「中国の顧客に向け、来年2月中旬の春節(旧正月)より前に人工知能(AI)半導体の出荷を始める意向」と伝わったエヌビディアが買われた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やマイクロン・テクノロジーの上昇が続いた。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米国株相場の上昇を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。
・原油先物相場は上昇。米政権が南米ベネズエラ沖の公海上で石油タンカーを拿捕したと発表し、産油国であるベネズエラ産原油の供給混乱への警戒感が高まったことが支えとなった。また、ウクライナ平和をめぐる協議に進展が見られず、ロシア産原油の市場流入への警戒感が緩んだことも買いを後押した。
・金先物相場は大幅続伸。米利下げ継続との観測が支えとなる中、米国とベネズエラの緊張が高まっていることや、ウクライナ平和をめぐる協議に進展が見られないことを背景とした地政学リスクの高まりが意識され、安全資産の金は大幅高となった。
(中村)
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DZH Finacial Research
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