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パキスタン、国営航空を売却

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 【イスラマバード共同】パキスタン政府は23日、国営パキスタン航空(PIA)売却に向けた入札を実施し、国内の財閥などの共同事業体が1350億ルピー(約750億円)で落札した。地元メディアによると、PIA株の少なくとも75%を取得する。

 パキスタンは資源価格の高騰や洪水などの影響で財政難に陥り、2023年にデフォルト(債務不履行)の恐れが指摘された。国際通貨基金(IMF)の支援を受け財政再建を進めており、PIA売却も再建策の一環。

 PIAは前身の法人が1946年に設立され、55年に国営化。赤字体質が長年指摘され、地元メディアは運航されている機体は18機にとどまっていると報じている。


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