スポット
(23日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.23円(前営業日比▲0.82円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.24円(▲0.45円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0033ドル)
ダウ工業株30種平均:48442.41ドル(△79.73ドル)
ナスダック総合株価指数:23561.84(△133.01)
10年物米国債利回り:4.16%(横ばい)
WTI原油先物2月限:1バレル=58.38ドル(△0.37ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4505.7ドル(△36.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7−9月期米国内総生産(GDP)速報値
(前期比年率) 4.3% 3.8%
個人消費速報値
(前期比年率) 3.5% 2.5%
コアPCE速報値
(前期比年率) 2.9% 2.6%
10月米耐久財受注額
(前月比) ▲2.2% 0.7%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.2% 0.7%・改
11月米鉱工業生産
(前月比) 0.2% ▲0.1%
設備稼働率 76.0% 75.9%
12月米リッチモンド連銀製造業景気指数
▲7 ▲15
12月米消費者信頼感指数
89.1 92.9・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、欧州市場序盤に一時155.65円と日通し安値を付けた。米長期金利の指標である10年債利回りが4.13%台まで低下したことも相場の重し。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。19日の安値155.50円がサポートとして意識されたほか、NY時間発表の7−9月期米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことなどがドル買い戻しを誘った。米10年債利回りが4.20%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、23時30分過ぎに156.54円付近まで持ち直した。
もっとも、買い戻しが一巡すると156円台前半でのもみ合いに転じた。クリスマス休暇を前に商いが低調となる中、次第に値動きが鈍った。
・ユーロドルは続伸。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.1802ドルと日通し高値を付けたものの、16日の高値1.1804ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米GDP速報値の上振れをきっかけに米長期金利が上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いが強まり、一時1.1764ドル付近まで下押しした。もっとも、引けにかけては再び強含んだ。
・ユーロ円は続落。日本時間夕刻に一時183.44円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり184.24円付近まで下げ渋った。ドル円の下げ渋りやユーロドルの持ち直しにつれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。売り先行で始まったものの、ハイテク株や景気敏感株の一角に買いが入ると持ち直した。市場では「7−9月期米GDP速報値が予想を上回り、米経済の好調さを示したことが好感された」との声も聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。7−9月期米GDP速報値が予想を上回ると売りが先行したものの、12月米消費者信頼感指数が予想を下回ると買い戻しが優勢となり持ち直した。
・原油先物相場は続伸。米政権とベネズエラ、ウクライナとロシアの地政学リスクへの警戒感が続いていることや、7-9月期米GDP速報値が4-6月期から伸びが加速したことが相場の支えとなった。ただ、需給の緩みへの懸念も根強く、上値では売りも入った。
・金先物相場は3日続伸。7-9月期米GDP速報値が予想に反して4-6月期から伸びが加速し、米早期利下げ観測がやや後退したことで米長期金利の上昇に伴い金利を生まない金が売りに押される場面があった。ただ、金の先高観は根強く押し目には買いが活発し、連日最高値更新の動きとなった。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=156.23円(前営業日比▲0.82円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.24円(▲0.45円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0033ドル)
ダウ工業株30種平均:48442.41ドル(△79.73ドル)
ナスダック総合株価指数:23561.84(△133.01)
10年物米国債利回り:4.16%(横ばい)
WTI原油先物2月限:1バレル=58.38ドル(△0.37ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4505.7ドル(△36.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7−9月期米国内総生産(GDP)速報値
(前期比年率) 4.3% 3.8%
個人消費速報値
(前期比年率) 3.5% 2.5%
コアPCE速報値
(前期比年率) 2.9% 2.6%
10月米耐久財受注額
(前月比) ▲2.2% 0.7%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.2% 0.7%・改
11月米鉱工業生産
(前月比) 0.2% ▲0.1%
設備稼働率 76.0% 75.9%
12月米リッチモンド連銀製造業景気指数
▲7 ▲15
12月米消費者信頼感指数
89.1 92.9・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、欧州市場序盤に一時155.65円と日通し安値を付けた。米長期金利の指標である10年債利回りが4.13%台まで低下したことも相場の重し。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。19日の安値155.50円がサポートとして意識されたほか、NY時間発表の7−9月期米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことなどがドル買い戻しを誘った。米10年債利回りが4.20%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、23時30分過ぎに156.54円付近まで持ち直した。
もっとも、買い戻しが一巡すると156円台前半でのもみ合いに転じた。クリスマス休暇を前に商いが低調となる中、次第に値動きが鈍った。
・ユーロドルは続伸。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.1802ドルと日通し高値を付けたものの、16日の高値1.1804ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米GDP速報値の上振れをきっかけに米長期金利が上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いが強まり、一時1.1764ドル付近まで下押しした。もっとも、引けにかけては再び強含んだ。
・ユーロ円は続落。日本時間夕刻に一時183.44円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり184.24円付近まで下げ渋った。ドル円の下げ渋りやユーロドルの持ち直しにつれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。売り先行で始まったものの、ハイテク株や景気敏感株の一角に買いが入ると持ち直した。市場では「7−9月期米GDP速報値が予想を上回り、米経済の好調さを示したことが好感された」との声も聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。7−9月期米GDP速報値が予想を上回ると売りが先行したものの、12月米消費者信頼感指数が予想を下回ると買い戻しが優勢となり持ち直した。
・原油先物相場は続伸。米政権とベネズエラ、ウクライナとロシアの地政学リスクへの警戒感が続いていることや、7-9月期米GDP速報値が4-6月期から伸びが加速したことが相場の支えとなった。ただ、需給の緩みへの懸念も根強く、上値では売りも入った。
・金先物相場は3日続伸。7-9月期米GDP速報値が予想に反して4-6月期から伸びが加速し、米早期利下げ観測がやや後退したことで米長期金利の上昇に伴い金利を生まない金が売りに押される場面があった。ただ、金の先高観は根強く押し目には買いが活発し、連日最高値更新の動きとなった。
(中村)
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DZH Finacial Research
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