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百貨店、中国人観光客の減少響く

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 日本百貨店協会は25日、中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけていることに関し、11月下旬から中国人観光客の来店が減り、売上高に影響が出ているとの見解を示した。中国人観光客による11月の売上高は、月前半の好調な売り上げでカバーし、前年同月比でプラスだった。

 協会幹部は東京都内で開いた記者会見で「春節(旧正月)を控え、中国政府のメッセージがどうなるか懸念している」と語った。

 25日に発表した11月のインバウンド(訪日客)による売上高は、前年同月比2・5%減の約502億円だった。購買客数が2・2%減った。香港や韓国からの観光客による売り上げの減少幅が大きかった。


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