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NY株式サマリー(26日)=ダウ20ドル安と6日ぶりに小幅反落 S&P500が最高値更新

市場概況
◆ダウ平均: 48710.97 -20.19 -0.04 %
◆NASDAQ: 23593.10 -20.21 -0.09 %


 26日のNY株式相場はほぼ横ばい。クリスマス休暇明けの週末の取引で、主要な経済指標や企業決算の発表がなく、休日前終値を挟んでもみ合ったが、例年株価上昇確率が高いサンタクロース・ラリー(年末の5営業日と新年の2営業日)への期待から下値の堅い展開だった。ダウ平均は朝方に50ドル高まで上昇後、142ドル安まで下落し、20.19ドル安(-0.04%)で終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.19%安まで下落後、0.09%安で終了。ともに6営業日ぶりの小幅反落となった。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も一時取引時間中の史上最高値を更新したが、わずかにマイナス圏で終了した。

 S&P500の11セクターは素材、IT、ヘルスケア、不動産の4セクターが上昇し、一般消費財、エネルギー、金融、コミュニケーション、資本財など7セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はナイキ、ユナイテッドヘルス、3M、エヌビディアが1%超上昇し、ホーム・デポなど11銘柄が1%未満の上昇となった一方、マクドナルドの0.85%を筆頭に、ウォルト・ディズニー、ボーイング、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなど15銘柄が下落した。

 週間ではダウ平均が596.27ドル高(+1.20%)と反発し、5週間で4週上昇。ナスダック総合は1.22%高と2週続伸した。月初来ではダウ平均が2.08%高と8カ月続伸ペースとなり、11月に8カ月ぶりに下落したナスダック総合は0.97%高と反発ペースとなった。年初来ではダウ平均が14.49%高、ナスダック総合が22.18%高とともに3年続伸ペースとなった。



(羽土)


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