先週金曜日（2025年12月26日）のドル円動向振り返り
ドル円は円安が優勢。
年末で市場参加者の少なさが指摘される中、緩やかに円安が進みました。
この傾向は取引終了まで継続し、24日終値に比べて円安で取引を終えています。
なお、東京都区部消費者物価指数（CPI）が発表され、市場予想よりも低い結果でした。
発表後のドル円は円安が進んでいます。
また、米国で主要な経済指標は発表されず、日米関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日（2025年12月29日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月29日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、155円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、153円付近にも、特に厚い買い注文があります。
これもキリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、155円台前半から159円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、157円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年12月29日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年12月29日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、日付が変わってから安定的に推移しました。
ドルはゼロを挟んで上下動し、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
29日（月）24:00（米国）11月住宅販売保留指数（前年同月比）
29日（月）24:00（米国）11月住宅販売保留指数（前月比）
30日（火）23:00（米国）10月ケース・シラー米住宅価格指数（前年同月比）
30日（火）23:45（米国）12月シカゴ購買部協会景気指数
30日（火）25:00（ロシア）7-9月期実質国内総生産（ＧＤＰ、確報値）（前年比）
30日（火）28:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
31日（水）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
31日（水）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
2日（金）23:45（米国）12月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名：OANDA証券株式会社
所在地：東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会：一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号：第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先：お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
