ナスダック100の振り返りと見通し：薄商いのなかで小幅下落。半導体の底堅さが指数を支える(2025年12月29日)

先週金曜日（2025年12月26日）のナスダック100の振り返り

	ナスダック100	US100(※)
終値	25,644.39	25,676.6
前日比	-11.71(-0.05%)	-0.1(0.00%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月26日（金）のナスダック100は、前日比11.71ポイント安（-0.05%）の25,644.39ポイントで取引を終えました。

クリスマス翌日に連休を取る投資家も多く薄商いとなり、方向感なく推移し小幅反落しました。

マグニフィセント7の一角が売られたものの、エヌビディア（NVDA）の好材料により半導体関連が買われ、相場を下支えしました。
また、米10年債利回りが低下し、ハイテク株買いの要因となっています。

他市場では地政学リスクへの警戒感から安全資産の金が史上最高値を更新し、資金シフトが見られています。

個別銘柄は、多くの銘柄が小動きの状態でした。

PDDホールディングスADR（PDD）、TモバイルUS（TMUS）、ネットフリックス（NFLX）、ショッピファイ（SHOP）、ブロードコム（AVGO）などが上昇。
パランティア・テクノロジーズ（PLTR）、テスラ（TSLA）、マイクロン・テクノロジー（MU）、メタ・プラットフォームズ（META）、アルファベット（GOOGL）などが下落しました。

全体としては、約6割の銘柄がプラス圏で取引を終えています。

本日（2025年12月29日）US100のチャートテクニカル分析

（チャートは2025年12月29日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成し、5営業日続伸後の小幅反落となりました。
平均足は陰連後の陽転2日目で、ローソク足は平均足を上抜けしつつあり、上昇トレンド開始を示唆しています。
上ヒゲ部分で前営業日の高値を更新しており、上昇圧力が強い状態です。
目先は、10日高値に向け上昇を再開するか、下落が続くかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

25,600〜25,700ポイント台で小幅に上下する1日となりました。
直近の平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
22日に窓を開けて寄り付いた後、一時的な下落はありながらジリ高が続く状態です。
目先は、22日からのジリ高が続くか、反落して窓埋めへ向かうかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日（2025年12月29日）の主な米国経済指標

29日（月）24:00（米国）11月住宅販売保留指数（前年同月比）
29日（月）24:00（米国）11月住宅販売保留指数（前月比）

本日発表予定の経済指標はこちら

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