昨日(2025年12月29日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:57.94(+0.898)<+1.57%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに上昇。
ウクライナ情勢に関して停戦交渉の難航が伝えられており、USOIL価格は上昇しました。
なお、トランプ米大統領が発言し、和平交渉には非常に厄介な問題が一つか二つある旨が示されています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年12月30日)のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成し、前営業日26日の大幅安に対し反発しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
反発しましたが、下落した前営業日26日の値幅の範囲内の取引に留まりました。
目先は、26日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から半ばにかけて上昇が進み、後半に若干反落して取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
16日安値と26日高値の半値戻し達成後の反発が進みました。
目先は、半値戻し後の反発が続くか、反発を終えて再度下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年12月23日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から3基増加し、409基でした。
2025年10月以降は、400基〜420基での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年12月12日時点の原油在庫は前週比で127.4万バレルほど減少し、およそ4億2442万バレルです。
直近は2週連続で減少していますが、大局的には2025年9月後半からやや右肩上がりです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。