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ナスダック100の振り返りと見通し:ハイテク株安が相場の重荷に。FOMC議事要旨控え慎重姿勢(2025年12月30日)

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昨日(2025年12月29日)のナスダック100の振り返り

ナスダック100 US100(※)
終値 25,525.56 25,575.0
前日比 -118.83(-0.46%) -101.6(-0.40%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月29日(月)のナスダック100は、前日比118.83ポイント安(-0.46%)の25,525.56ポイントで取引を終えました。

年末に向かいハイテク株を中心に利益確定の売りが優勢となり、指数は続落しました。
12月中旬からAI需要や利下げ観測を背景に上昇基調が継続していましたが、買いが一服し売りに押される展開となっています。

フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も下落し、半導体関連が市場の重しとなりました。

本日30日(火)は、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表されます。

個別銘柄は、年末の閑散ムードが色濃く反映されました。

マイクロン・テクノロジー(MU)、インテル(INTC)、TモバイルUS(TMUS)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが上昇。
テスラ(TSLA)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、ショッピファイ(SHOP)、アムジェン(AMGN)、クアルコム(QCOM)などが下落しました。

全体としては、6割以上の銘柄がマイナス圏で取引を終えています。

本日(2025年12月30日)US100のチャートテクニカル分析

本日(2025年12月30日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月30日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、2日続落となりました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れて、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
2営業日続けて25,000ポイント台の中での下落が進みました。
目先は、25,000ポイント割れに向け下落が続くか、25,000ポイント台での値動きが続くかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引開始からジリ安が進み、後半に若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
26日高値が天井となり下落が進みつつあります。
目先は、26日高値からの下落が続くか、26日高値超えに向け反発するかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート2025/12/30
(画像は2025年12月30日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から軟調な展開が続き、午後以降は右肩下がりで推移しました。
深夜には一時-0.7%超まで下落しましたが、引けにかけて反発し下げ幅を縮小しています。
最終的に約-0.40%で取引を終え、主要3指数の中ではUS30に次ぐ下落率となりました。

US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年12月30日)の主な米国経済指標

30日(火)23:00(米国)10月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
30日(火)23:45(米国)12月シカゴ購買部協会景気指数
30日(火)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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