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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、小高い

市場概況
 31日の東京外国為替市場でドル円は小高い。12時時点では156.48円とニューヨーク市場の終値(156.41円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。特段ドル買いを促すニュース等は出ていないものの、昨日のNY午後の流れが続き、わずかながら156.49円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は小動き。12時時点では183.72円とニューヨーク市場の終値(183.76円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが軟調に推移していることで上値が抑えられているが、値幅は限られ183円台後半で小動きが続いた。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.1740ドルとニューヨーク市場の終値(1.1748ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。対円で小幅にドルが買われたことで、1.1739ドルまでわずかに下値を広げた。

 オフショア人民元は強含み、対ドルでは6.9829CNH、対円では22.41円までCNHが買われている。12月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)とRatingDog製造業購買担当者景気指数がともに50.1といずれも市場予想より好結果となり、景況の強弱を判断する節目50を上回ったことが買いを促した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.33円 - 156.49円
ユーロドル:1.1739ドル - 1.1749ドル
ユーロ円:183.64円 - 183.79円


(山下)


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