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【ブリュッセル共同】東欧ブルガリアが1日、欧州単一通貨ユーロを導入した。ユーロ圏に加盟する国は21カ国に拡大した。ブルガリアは欧州連合(EU)加盟国の中で所得水準が低く、ユーロ圏との統合を深め、経済成長につなげたい考えだ。
旧ソ連の衛星国だったブルガリアは1989年に共産党の独裁体制が崩壊。民主制に移行し、2007年にEUに加盟した。ユーロ導入には物価や為替の安定、財政赤字の規模といった基準を満たす必要がある。ブルガリアは基準をクリアし、EUの閣僚理事会が25年7月に導入を承認した。
ユーロ導入は世論を二分している。導入によりブルガリアの企業は為替手数料や資金調達コストの軽減が見込まれる。市民には国外に旅行しやすくなるといった恩恵が期待できる。一方、150年近い歴史を持つ自国通貨レフ(複数形はレバ)の廃止を惜しむ声は根強い。金融政策を独自に決められず「主権が失われる」との懸念もある。
ユーロ圏の金融政策を担う欧州中央銀行のラガルド総裁は「世界3位の経済圏で意思決定に貢献する存在になる」と訴える。
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