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NYマーケットダイジェスト・14日 株安・金利低下・円高

スポット
(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.46円(前営業日比▲0.68円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.53円(▲0.76円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1644ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:49149.63ドル(▲42.36ドル)
ナスダック総合株価指数:23471.75(▲238.12)
10年物米国債利回り:4.13%(▲0.05%)
WTI原油先物2月限:1バレル=62.02ドル(△0.87ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4635.7ドル(△36.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
11月米卸売物価指数(PPI)
(前月比)    0.2%      0.1%
(前年比)    3.0%      2.8%
食品とエネルギーを除くコア指数
(前月比)    0.0%      0.3%
(前年比)    3.0%      2.9%
11月米小売売上高
(前月比)    0.6%    ▲0.1%・改
(除く自動車)  0.5%     0.2%・改
7−9月期米経常収支
     2264億ドルの赤字 2492億ドルの赤字・改
12月米中古住宅販売件数
(前月比)   5.1%      0.7%・改
(年率換算件数)435万件    414万件・改
10月米企業在庫
(前月比)   0.3%      0.3%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は7日ぶりに反落。アジア時間に一時159.45円と2024年7月以来約1年半ぶりの高値を更新したあとだけに、欧米市場では利食い売りなどが出た。日本時間夕刻に伝わった片山さつき財務相や三村淳財務官の発言を受けて、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まったことも相場の重しとなった。
 NY市場では、ベッセント米財務長官が「韓国のウォン安はファンダメンタルズと整合しない」「為替市場の過度な変動は望ましくない」と述べたことを受けてドル安・ウォン高が進行。つれる格好で思惑的な円買いが優勢になると、1時過ぎに一時158.10円と日通し安値を更新した。
 ただ、前日の安値157.90円が目先サポートとして働くと下げ渋った。6時前には158.60円付近まで下値を切り上げた。

・ユーロドルは小反発。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行したほか、円やウォンなどに対してドル安が進んだ影響を受けて、1時過ぎに一時1.1662ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値1.1677ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。ユーロ円の下落につれた売りも相場の重しとなり、5時前に一時1.1636ドルとアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。

・ユーロ円は4日ぶりに反落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、円買い・ユーロ売りが優勢となった。米国株相場や日経平均先物の下落も相場の重しとなり、2時過ぎに一時184.29円と日通し安値を更新した。もっとも、前日の安値184.26円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続落。米連邦最高裁が相互関税を違法と判断する可能性が懸念される中、売りが先行。地政学リスクへの警戒感や米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る不透明感なども相場の重しとなり、指数は一時340ドル超下げた。なお、米連邦最高裁はトランプ米政権が課した関税の合憲性が争われている訴訟について、この日も判断を示さなかった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。地政学リスクを巡る不透明感から相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。米国株相場の下落も相場の支援材料。

・原油先物相場は5日続伸。イラン情勢が中東からのエネルギー供給を停滞させるとの懸念が継続。一時62.10ドルと、同限月として昨年9月30日以来の62ドル台まで上昇した。米エネルギー省(EIA)週間石油在庫(1/9時点)で原油在庫が積み増しへ転じたほか、原油受け渡し地点オクラホマ州クッシングの在庫の積み増しが続いたことが明らかとなり小幅に下押す場面もあったが、影響は限定的だった。

・金先物相場は反発。米長期金利が低下。金利がつかない資産である金の投資妙味が相対的に向上した。中心限月としての最高値を4650ドル台まで更新。株安も安全資産とされる金を買う動きを促した。最高値圏で利食い売りが強まり、4600ドル台前半へ下押す場面もあったが引け間際に戻し、時間外取引で再び4650ドル台へ戻した。

(中村)


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