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電気事業連合会は16日、林欣吾会長が同日付で辞任したと発表した。社長を務める中部電力の浜岡原発(静岡県)の耐震データ不正問題について責任を取った。林氏は記者会見し、不正問題の対応に「専念する」と述べた。2024年4月に就任し、2年の任期満了を迎えるのを前に判断した。
林氏は会見で不正問題は「深刻な事象だと痛感している」と述べ、改めて謝罪した。電事連に加盟する大手電力のトップを集めた16日の会合で辞任を伝え、了承を得たという。後任は関西電力の森望社長が有力とみられる。当面は3人の副会長が職務を代行する。
中部電は5日、耐震設計の目安となる「基準地震動」の策定に使うデータを意図的に操作していたと発表した。外部の弁護士でつくる第三者委員会が調査する。林氏はこれまで、中部電社長としての進退は「総合的に考えていく」と述べている。
浜岡原発は南海トラフ巨大地震の想定震源域のすぐ上に立地する。不正を重く見た原子力規制委員会は、中部電本店を月内に立ち入り検査する方針を決めた。
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