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【広州共同】中国が法定の電子通貨「デジタル人民元」に対する利息支払いを始めた。これまでは現金と同様に利息が付かなかったが、当局は預金と同じ機能を持つ「デジタル預金通貨」へと位置付けを拡張したと説明する。魅力向上で普及を後押ししたい考えだが、中国では民間の電子決済アプリが浸透しており、効果は未知数だ。
利息の支払いは1月1日に始まった。2014年に開発が始動したデジタル元がその性格を変えるのは初めてだ。
中国人民銀行(中央銀行)の陸磊副総裁が昨年末に中国紙で改革方針を明らかにした。これを受け、大手国有銀行の中国工商銀行など10行が年明けから顧客がデジタル元を保管する「ウォレット」(財布)にも普通預金金利に準じた0・05%の付与を始めた。
中国メディアの財新によると、銀行にとって採算性のなかったデジタル元が収益を生むようになったと指摘する。集めたデジタル元を融資に回せるようになるためだ。
デジタル元は19年末から試験運用し、累計取引件数は昨年末で計35億7千万件、取引額19兆5千億元(約433兆円)だった。
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