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半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は10日、熊本県で開いた取締役会で設備投資のため全社で449億6200万ドル(約6兆9800億円)の予算を承認した。台湾メディアによると日本で取締役会を開いたのは初めて。
設備投資は先端半導体の生産能力拡大や工場建設を含む。半導体の需要予測や技術開発の計画を踏まえて投資額を決めたと説明した。TSMCは今年520億~560億ドルの設備投資を見込むと1月に明らかにしており、今後、追加で承認するとみられる。
2月10日発表の1月の売上高は前年同月と比べ36・8%増え、4012億台湾元(約1兆9800億円)だった。人工知能(AI)関連の需要が強いことが寄与したとみられる。売上高と純利益がともに過去最高となった2025年12月期の勢いが続いている。
台湾政府によると取締役会は9、10日に熊本県で開催。TSMCは5日、建設中の熊本第2工場で回路線幅3ナノメートル(ナノは10億分の1)相当の先端半導体の生産を検討していると明らかにした。
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