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NYマーケットダイジェスト・19日 株安・ドル買い一服

スポット
(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.01円(前営業日比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.51円(△0.10円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1773ドル(▲0.0010ドル)
ダウ工業株30種平均:49395.16ドル(▲267.50ドル)
ナスダック総合株価指数:22682.73(▲70.90)
10年物米国債利回り:4.07%(▲0.01%)
WTI原油先物3月限:1バレル=66.43ドル(△1.24ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4997.4ドル(▲12.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
          <発表値>   <前回発表値>
12月米貿易収支
        703億ドルの赤字 530億ドルの赤字・改
12月米卸売在庫
前月比        0.2%      0.2%
前週分米新規失業保険申請件数
          20.6万件    22.9万件・改
前週分米失業保険継続受給者数
          186.9万人   185.2万人・改
2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
           16.3       12.6
1月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
前月比       ▲0.8%    ▲7.4%・改
前年同月比     ▲1.2%    ▲1.1%・改
12月米景気先行指標総合指数
前月比       ▲0.2%     ▲0.3%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは続落。米国が今週末にもイランへの大規模な攻撃を実施する可能性が高まっていることを受けて、欧州時間から強まったリスク回避のドル買いがNY時間も継続。前週分の米新規失業保険申請件数や2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数など予想より強い内容となったことも重しとなり、23時30分前には一時1.1742ドルまで下落した。
 もっとも、トランプ米大統領が「イランとの協議は順調に進んでいる」と発言すると、イラン軍事攻撃への過度な警戒感が後退し売りは一服。その後は引けにかけて1.1770ドル前後でのもみ合いに終始した。

・ドル円は続伸。クロス円の下落につれて21時前後に154.54円まで下げた後は、良好な米雇用指標などを受けて155.28円付近まで持ち直した。一方で、本日高値の155.34円には届かず再び154円台後半まで押し戻されるなど、総じて方向感が定まらなかった。

・ユーロ円は小反発。欧州時間から売りは182.02円までにとどまり、NY時間に入ると182.60円付近までショートカバーが入るなど下値の堅い動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。米国によるイランへの軍事攻撃が意識されるなど、地政学リスクの高まりが投資家心理を冷やした。金融株も売られ、指数は一時460ドル超下落した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3営業日ぶりに反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。米・イランを巡る地政学リスクが意識されるなかで、安全資産とされる債券需要が高まった。30年物インフレ連動債(TIPS)入札が堅調な需要を集めたことも支えとなった。

・原油先物相場は続伸。一部の米報道が今週末にも米軍がイランを攻撃する可能性を報じ、別メディアも作戦は大規模になると見方を示した。中東の地政学リスクの高まりから原油相場は買いが先行し、66ドル台に乗せて上値を試す展開に。トランプ米大統領が「イランとの協議は順調に進んでいる」と述べると緩む場面もあったが、一巡後は再び底堅さを取り戻した。米エネルギー省(EIA)の週間在庫統計で原油が大幅な取り崩しとなったことも支えに、一時66.80ドル台まで上値を伸ばした。

・金先物相場は反落。米軍が中東海域の戦力を大幅に増強させ、今週末にもイラン攻撃が実施されるとの見方が広がった。一部メディアは全面戦争に近い作戦もあり得ると報じ、地政学リスクの高まりで安全資産とされる金に買い圧力が高まった。もっとも、複数の米経済指標が予想より強かったことや、トランプ米大統領が「イランとの協議は順調に進んでいる」と述べたことで、過度なリスク警戒感が後退。金先物も売り戻しが優勢となり、5000ドルを割り込んだ。


(越後)


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