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JR東海が3月から、東海道新幹線に使われる電子基板の修繕を、自社社員で担う保守管理体制の強化に本格着手したことが22日、分かった。車両の性能向上により小型で複雑な基板の搭載数が増えて故障リスクも高まるため、メーカーに委託しない迅速な対応で安全性維持を図る。
新幹線車両には運行のコントロールや運転台の画面表示に使う制御装置が多数あり、装置に電気を送る基板は16両編成で千枚を超える。車体の傾きを調整する機器など新たなものも増えた。長期間の使用で基板のはんだ付けした部分が割れるといった不具合が起これば、モニターの誤表示などが発生し、運行に影響する恐れがある。
同社が基板の修繕体制を整えたのは、新幹線整備を担う浜松工場(静岡県)の部品センター。はんだ付けの作業を行う社員が、電子回路の接続や電気機器組み立て作業の国家資格を取得した。作業ごとに実技教育を実施するほか、ほこりや静電気の影響を低減させるなど作業環境も改善した。
エックス線を使う装置での透過検査も導入し、メーカーに外注する工程を極力減らした。
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