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NYマーケットダイジェスト・8日 原油急落・株大幅高・ドル下げ渋り(2)

スポット
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発。米国とイランが2週間の停戦とエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の開放で合意したことを受けて、中東情勢を巡る懸念が後退。原油先物相場が急落し、株式相場は大幅に上昇した。指数は一時1430ドル超上昇した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に6日続伸。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やブロードコム、メタ・プラットフォームズが買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米国とイランが停戦で合意し、中東情勢が一段と悪化するとの懸念が後退。原油先物相場が大幅に下げ、インフレへの警戒が緩むと買いが入った。ただ、NY勢の本格参入後は徐々に売りが優勢となり、値を消した。

・原油先物相場は4日ぶりの大幅反落。米国東部時間の7日夜、米国とイランが2週間の停戦で合意したことが報じられた。原油輸送の要衝・ホルムズ海峡の開放期待が高まると、原油先物は時間外取引で100ドルを割り込み、ロングの投げを巻き込みながら91ドル手前まで急落した。もっとも、NY勢の本格参入後は下げ渋る展開に。サウジアラビアの石油パイプラインがイランの攻撃で損傷したとの報道や、レバノンを巡る停戦合意の見解の違いなど、不安定な中東情勢に対する警戒感が原油相場の支えとなった。

・金先物相場は上昇した。米国とイランが停戦に合意したことが伝わると、「有事のドル買い」の巻き戻しからドルは対ユーロなどで大きく下落。ドル建てで取引される金に割安感が生じ、買いが優勢となった。時間外取引では、約3週間ぶりの高値圏となる4880ドル台まで上値を伸ばした。もっとも、NY勢の本格参入後は上値を切り下げる展開に。為替でドルが買い戻されたことや、米長期金利が低下幅をほぼ吐き出したことが重しとなった。

(中村)


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