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NYマーケットダイジェスト・5日 原油安・株高・金利低下・円安

スポット
(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.88円(前営業日比△0.64円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.62円(△0.76円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1693ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:49298.25ドル(△356.35ドル)
ナスダック総合株価指数:25326.13(△258.33)
10年物米国債利回り:4.42%(▲0.02%)
WTI原油先物6月限:1バレル=102.27ドル(▲4.15ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4568.5ドル(△35.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
3月米貿易収支
     603億ドルの赤字 578億ドルの赤字・改
4月米サービス部門PMI改定値
         51.0       51.3
4月米総合PMI改定値
         51.7       52.0
4月米ISM非製造業指数
         53.6       54.0
3月米新築住宅販売件数
(前月比)    7.4%      8.9%
(件数)    68.2万件    63.5万件
3月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
        686.6万件   692.2万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。特に新規の円売り材料は伝わっていないものの、日米株価指数の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると、全般円売りが優勢となった。3時30分過ぎに一時157.92円と本日高値を更新した。なお、ダウ平均は一時420ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は1日の大証終値比1330円高の6万0750円まで上げた。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。欧州時間には一時157.84円まで急伸したあと157.15円付近まで急失速するなど、荒い値動きとなる場面もあった。
 この日発表された4月米ISM非製造業景況指数は予想をやや下回ったものの、3月米貿易収支や同月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数、同月米新築住宅販売件数は予想よりも強い結果となったが、相場の反応は限られた。

・ユーロドルはほぼ横ばい。ヘグセス米国防長官はこの日の記者会見で「米国とイランの停戦は続いている」「米国はホルムズ海峡の航路確保に成功した」などと発言。WTI原油先物価格が1バレル=101ドル台前半まで下落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。1時前には一時1.1714ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。一目均衡表転換線1.1720ドルや雲上限1.1746ドルがレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。

・ユーロ円は反発。原油安を好感して日米株価指数が上昇すると、投資家のリスク志向が改善し、円売り・ユーロ買いが優勢となった。4時前に一時184.76円と日通し高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時214.07円、豪ドル円は113.51円、NZドル円は93.11円、カナダドル円は115.97円、スイスフラン円は201.80円、メキシコペソ円は9.09円まで値を上げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。ヘグセス米国防長官が「イランとの停戦は維持されている」「米国は戦闘の再開を望んでいない」との考えを示すと、WTI原油先物相場が下落し投資家心理が改善した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。WTI原油先物価格が下落すると、インフレへの懸念が和らぎ債券買いが入った。

・原油先物相場は反落。ヘグセス米国防長官が会見で「停戦合意は依然として維持されている」などと説明すると、 米国とイランの軍事衝突が激化するとの懸念が和らぐ中で売りが優勢となった。

・金先物相場は反発。ヘグセス米国防長官が会見で「停戦合意は依然として維持されている」などと説明したことを受けて原油相場が下落すると、インフレ懸念が和らぎ金に買いが入った。前日に約1カ月ぶり安値を付けていたことも買いを誘ったもよう。

(中村)


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