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レール形状、初改良で寿命延長

共同通信ニュース

 JR東海が、東海道新幹線の進路を切り替えるポイントに使う新しい「トングレール」を開発した。摩耗しにくくして寿命を伸ばせるのが特徴で、保守作業の負担と経費を削減できる。他社の脱線事故を契機に、部署をまたいで技術開発を検討する体制を整え、研究を進めてきた。2029年度以降に本格導入するという。

 トングレールは通常、レールの分岐点に敷設され、左右に動かして車輪の方向を誘導する。先端が薄くて複雑な形状になっており、長期間の列車通過により摩耗や亀裂が生じる。

 JR東海技術開発部理事で博士号を持つ三輪昌弘さんは「レールと車両の部門が一緒に研究しなければ、新たなトングレールは生まれなかった」と説明する。

 三輪さんが所属する研究施設は愛知県小牧市にあり、02年に開設された。車両や保線といった異なる分野の社員が技術的な課題解決に取り組む。

 新たなトングレールは、車輪とレールの接触する面積を広げて摩耗しにくくし、レールを厚くして亀裂を抑える工夫を施した。レールの形状が改まるのは、約60年の東海道新幹線の歴史で初となった。


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