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NYマーケットダイジェスト・7日 原油底堅い・株安・金利上昇・ドル高

スポット
(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.93円(前営業日比△0.54円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.01円(△0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1726ドル(▲0.0022ドル)
ダウ工業株30種平均:49596.97ドル(▲313.62ドル)
ナスダック総合株価指数:25806.20(▲32.74)
10年物米国債利回り:4.39%(△0.04%)
WTI原油先物6月限:1バレル=94.81ドル(▲0.27ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4710.9ドル(△16.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
1−3月期米非農業部門労働生産性・速報値
(前期比)    0.8%     1.6%・改
1−3月期米単位労働コスト・速報値
(前期比年率)  2.3%     4.6%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
        20.0万件   19.0万件・改
3月米建設支出
(前月比)    0.6%    ▲0.2%・改
3月米消費者信用残高
        248.6億ドル  88.5億ドル・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反発。米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から、WTI原油先物価格が1バレル=89.85ドル前後まで下落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。米10年債利回りが4.31%台まで低下したこともドル売りを促し、一時156.17円付近まで下押しした。
 ただ、本日安値の156.02円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」「米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦『プロジェクト・フリーダム』を早ければ週内にも再開することを検討」と報じると、WTI原油先物が97ドル台まで持ち直し、米10年債利回りも4.39%台まで上昇。全般ドル買いが活発化し、一時156.96円と本日高値を付けた。
 なお、「イラン南部のホルムズ海峡に面した戦略的に極めて重要な港湾都市バンダルアッバースで複数の爆発音がした」「米軍はホルムズ海峡周辺で7日に攻撃を実施した」との報道も伝わった。

・ユーロドルは反落。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの交渉が進展するとの見方や、WTI原油先物の下落がドル売りを促すと、一時1.1778ドルと日本時間夕刻に付けた日通し高値に面合わせした。
 ただ、WSJ紙の報道をきっかけにWTI原油先物や米長期金利が上昇に転じると全般ドル買いが優勢となり、取引終了間際に一時1.1723ドルと日通し安値を付けた。

・ユーロ円は反発。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時184.24円と本日高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りが出ると伸び悩んだ。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。「イラン政府高官は米国の提案に否定的な見方を示した」と伝わったほか、「米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦『プロジェクト・フリーダム』を早ければ週内にも再開することを検討」との報道を受けて、米・イラン合意期待が後退。株式への売りが強まった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落。前日に史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りも出た。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。米国とイランの戦闘終結に向けた協議の行方に警戒感が根強い中、原油先物相場が底堅く推移。インフレへの懸念が高まり債券に売りが出た。

・原油先物相場は続落。米・イランの戦争終結期待を背景に90ドルを割り込む場面が見られるも、一時的。米WSJ紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」「米国はホルムズ海峡での船舶護衛を今週再開の方向で検討」などと伝えると、米・イラン情勢に対する不透明感から97ドル台まで買い戻しが入る場面も見られた。

・金先物相場は3日続伸。米国とイラン間の戦争終結期待を背景にWTI原油先物が一時89ドル台に下落、インフレ懸念が和らぎ米長期金利が低下すると、金利を生まない金は買いが優勢となった。ただ、その後原油価格が上昇に転じるにつれて上げ幅を縮小する場面も見られた。

(中村)


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