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NYマーケットダイジェスト・14日 株高・金利上昇・ドル高・ポンド全面安(2)

スポット
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、2月11日以来約3カ月ぶりの高値となった。米中首脳会談を巡って両国の関係改善への期待が高まる中、株買いが優勢となった。決算内容が好感されたシスコ・システムズが急騰したことで、他のハイテク株にも買いが入った。「米政府は約10社の中国企業に対し、人工知能(AI)向け半導体『H200』の購入を許可した」との報道が伝わり、エヌビディアも堅調に推移した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。利回りは前日に一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を付けており、本日は押し目買いなどが先行した。ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。インフレへの懸念が根強い中、引けにかけては売りが強まり下げに転じた。

・原油先物相場は小反発。ホルムズ海峡で限定的ながら船舶が航行したとの報道を受け、原油先物は上値の重い展開で始まった。イランメディアが約30隻の船舶が海峡を通過したと報じたほか、中国籍船舶の海峡通過も許可したと伝わると、一時99ドル台半ばまで下押しした。ただ、その後は売りの勢いが徐々に弱まり、100ドル割れでは押し目買い需要も根強く、小幅に反発して取引を終えた。

・金先物相場は反落。原油先物価格の上値が抑えられたことで堅調に推移する場面もあったものの、ドルがポンドを中心にほぼ全面高となると、次第に上値を切り下げる展開となった。引けにかけても軟調地合いが続き、反落して取引を終えた。もっとも、15日まで続くトランプ米大統領の訪中期間中は、台湾に関する声明内容などを見極めたいとの見方が多く、全体として値幅は限られた。

(中村)


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