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NYマーケットダイジェスト・22日 株高・ドル小動き

スポット
(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.18円(前営業日比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.71円(▲0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1603ドル(▲0.0016ドル)
ダウ工業株30種平均:50579.70ドル(△294.04ドル)
ナスダック総合株価指数:26343.97(△50.87)
10年物米国債利回り:4.56%(▲0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=96.60ドル(△0.25ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4523.2ドル(▲19.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)<発表値> <前回発表値>
5月米ミシガン大学消費者態度指数・確報値
          44.8     48.2
4月米景気先行指標総合指数
前月比       0.1%    ▲0.6%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。「パキスタン陸軍参謀総長がイランに向かっている」と中東メディアが伝えたことで原油先物価格が下落するにつれて158.99円付近まで売りが先行した。ただ、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「利下げバイアスの完全な撤廃を支持」「インフレがすぐに収まらなければ、利上げを排除することはできない」と発言し、米10年債利回りが4.52%台から4.58%台まで一転して上昇すると反発。1時前には159.23円まで本日高値を付けた。もっとも、NY市場での値幅は24銭程度と非常に狭かった。来週月曜日がメモリアルデーで米市場が休場であるため、3連休を前に市場参加者が極端に少なかった影響もあった。
 米連邦準備理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ新議長の就任宣誓式が行われ、トランプ米大統領は「完全に独立した立場で職務に当たることを望む」と述べたほか、ウォーシュ氏は「独立性と毅然とした決意をもって臨めば、インフレはもっと低く抑えることができる」などと発言した。

・ユーロドルは続落。原油価格が下落したことでNY序盤に1.1618ドル付近まで上げたが、ウォラーFRB理事のタカ派発言で米長期金利が上昇すると一時1.1588ドルと日通し安値を付けた。もっとも、原油価格が一段と下落したため、その後は1.1619ドル近辺まで切り返すなど、狭い値幅の中で上下した。

・ユーロ円は小幅に上昇。ユーロドルが安値を付けたタイミングで184.45円まで下落したが、その後はユーロドルの下げ渋りや堅調な日米株価指数を支えに買い戻しが優勢に。一時184.86円まで切り返した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。連日で史上最高値を更新。米・イランの交渉が進展しているとの見方から幅広い銘柄に買いが入った。もっとも、序盤以降は利食い売りなども見られ、伸び悩んだ。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3日続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。原油先物価格の下落に伴って債券買いが強まり、利回りは一時4.52%まで低下した。もっとも、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のタカ派発言で4.58%まで一転上昇する場面も見られた。メモリアルデーの前営業日で本日の債券市場は短縮取引だった。

・原油先物相場は3日ぶりに反発。米・イランの平和協議の進展に注目される中、神経質な動きも売り買いが交錯し方向感は限られた。パキスタン陸軍参謀総長がイランに向かっていると伝わり、イラン外務省報道官は「合意が近い段階に達したとは必ずしも言えない」と述べた。

・金先物相場は3日ぶりに反落。米・イランの協議関連のヘッドラインで上下するも、2週連続のマイナスとなった。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ新議長の就任式で、トランプ米大統領は「完全に独立した立場で職務に当たることを望む」と述べたほか、ウォーシュ氏はインフレ圧力の高まりに懸念を示した。FRBの利上げ観測の高まりも重しとなった。


(越後)


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