共同通信ニュース
【ニューデリー共同】中東情勢の混乱でエネルギー価格が高騰する中、インドが燃料節約に本腰を入れはじめた。モディ首相は在宅勤務の導入を提言し、国営石油販売会社はガソリン価格を値上げ。インドは世界第3位の石油輸入国で、輸入による外貨流出の抑制につなげたい意向だ。
モディ氏は11日の演説で「不要な外貨支出になる行動を減らさなければならない」と述べ、国民に緊縮を呼びかけた。公共交通機関の利用や政府機関・民間企業の在宅勤務、学校のオンライン授業の導入などを例示し、ガソリン・軽油の節約を訴えた。
輸入に依存している金の購入も見合わせるよう求めた。インドでは金が資産として好まれ、結婚式では新婦に金を贈る習慣がある。モディ氏は「金輸入は多大な外貨流出になる。今は金は必要ない」と発言。金と銀の輸入関税を6%から15%に引き上げた。
首都ニューデリーを抱えるデリー首都圏(州に相当)政府のグプタ首相は職員の週2日の在宅勤務を取り入れ、民間企業にも導入を推奨。今後1年間、首都圏政府の閣僚は公式外国訪問を控えるとも明らかにした。
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