共同通信ニュース
東京証券取引所プライム市場で29日、トヨタ自動車の源流企業である豊田自動織機の株式の最後となる取引が行われた。トヨタグループによる非公開化計画に伴い、6月1日に上場廃止となり、77年にわたる上場の歴史に幕を下ろす。経営を短期的な業績評価に左右されにくくし、中長期的な視点で物流自動化など重点分野に投資して成長を図る。
最終取引日の29日の終値は前日と同じ2万450円。豊田織機は「長年にわたりご支援を賜り、心より感謝申し上げる」とコメントした。名古屋証券取引所プレミア市場からも上場廃止となる。
非公開化後はトヨタグループのトヨタ不動産が99・5%、トヨタの豊田章男会長が0・5%の議決権を握る。非公開化に向け、1~3月に株式公開買い付け(TOB)を実施した。買収総額は約5兆9千億円に上る。
非公開化と併せ、トヨタやデンソーなどグループ4社との株式持ち合いを解消し、資本効率の改善を見込む。
豊田織機は1926年に設立された豊田自動織機製作所が前身。
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