共同通信ニュース
【ニューヨーク共同】ロイター通信は4日、米大手投資会社ブラックストーンが、企業向け融資を手がける「プライベートクレジット」の主力ファンドで投資家からの解約請求の一部を制限したと報じた。投資資金を引き揚げる動きが足元で増加したための対応という。
ロイターによると、対象となったのは個人向けファンド「BCRED」で、運用資産は約790億ドル(約12兆6千億円)。4~6月期に投資家から純資産の約10%に相当する解約請求があったが、規定に基づき実際に払い戻したのは5%分にとどめた。1~3月期に7・9%に相当する解約請求があった際は、ブラックストーン側が資金を追加して全額の払い戻しに応じていた。
プライベートクレジットは、投資ファンドが銀行に代わって企業に資金を貸し付ける仕組み。貸し付けた資金はすぐには回収できないため、多くの投資家が一斉に解約を求めた場合に備え、一定期間内の払戻額に上限を設けている。
プライベートクレジットは、比較的高い利回りが期待できる投資先として富裕層を中心に人気を集めてきた。
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