共同通信ニュース
日銀は15日、金融政策決定会合を2日間の日程で始めた。植田和男総裁は入院中で欠席した。16日は、政策金利を現在の0・75%程度から、1・0%程度に引き上げることを決める。総裁不在で利上げを決めるのは異例の事態だ。原油高による物価上昇を抑制する。1・0%の政策金利は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。
利上げを決めれば昨年12月以来、4会合ぶり。利上げは景気を冷やす効果もあるが、中東情勢の影響で物価が想定を超えて上がるリスクに対応する。
会合では氷見野良三副総裁が議長を代行する。景気や賃金動向といった経済状況を確認した上で、利上げを判断する。
16日の決定会合後の記者会見は内田真一副総裁が出席し、決定の理由を説明する。市場では内田副総裁が、今後の利上げペースについてどのような発言をするかに注目が集まる。内田副総裁は白血病の治療のため昨年11月から入院し、今年5月下旬に退院したばかり。
植田総裁は9日から検査入院。肝嚢胞感染症治療のため2週間程度の入院となる。
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