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日鉄、1千億円の利益貢献を確信

共同通信ニュース

 日本製鉄が米鉄鋼大手USスチールの買収を完了してから18日で1年を迎え、日鉄の森高弘副会長は2027年3月期に1千億円の利益貢献をするとの見通しに「確信を持っている」と述べた。この1年でUSスチールの高炉など主に4拠点の改善に着手。目下100人規模の日鉄社員を派遣して技術移転や指導をし、生産性を高めたという。森氏は鉄鋼市場について「米国が唯一成長している」と強調し、買収効果をさらに拡大することに意欲を示した。

 米政府を交えた買収交渉を主導した森氏が、18日までに共同通信などの取材に応じた。森氏は、日本などの鉄鋼需要が落ち込む中、米国が高級鋼材の「世界最大のマーケットで極めて良い」との見方を示した。市況は過剰生産の中国勢による輸出でだぶつきが懸念されるが「成長を海外に求めるしかない」とも語った。

 日鉄は老朽化したUSスチールの設備更新や増強などで既に約32億ドル(約5千億円)分の投資を決定。米インディアナ州ゲーリー製鉄所の高炉改修などを進める。


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