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NYマーケットダイジェスト・17日 FOMC受けて株安・金利上昇・ドル高(2)

スポット
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反落。FOMC参加者のドットプロットが前回3月の「年内利下げ1回」から「利上げ1回」に転換したことで、FRBによる利上げ観測が高まった。また、ウォーシュFRB議長が就任後初めての記者会見で「物価の安定の実現」を強調すると、市場では「想定ほど金融緩和に前向きではない可能性がある」と受け止められた。タカ派的な結果が嫌気され、株式には売りが集まった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。FOMCの結果を受けて、FRBによる年内利上げ観測が高まると債券売りが広がった。市場関係者からは「今回のFOMC最大のポイントは『インフレリスクを深刻に受け止めている』との明確なメッセージを発信したことだ」との声が聞かれた。

・原油先物相場は5日ぶりに反発。トランプ米大統領は「イランとの覚書は最終決定ではなく、60日以内にイランとの合意なければ爆撃再開へ」と発言した。この日公表された米エネルギー省(EIA)の在庫統計で原油在庫が予想を上回る取り崩しとなったこともあり、一時は80ドル台まで急伸する場面も見られた。ただ、買い一巡後は75ドル台まで失速。FOMC後にドルが全面高となり、ドル建てで取引される原油の割高感が意識された。

・金先物相場は4日続伸。米長期金利の低下を手掛かりにした買いが先行し、一時4400ドル台に乗せる場面も見られた。ただ、FOMC後は為替市場でドルが全面高となった影響から一転下落。取引時間終了後には4230ドル台まで失速した。


(中村)


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