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NYマーケットダイジェスト・26日 株安・金利低下・原油安・ドル下値堅い

スポット
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=161.74円(前営業日比▲0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.14円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1384ドル(△0.0014ドル)
ダウ工業株30種平均:51876.11ドル(▲44.51ドル)
ナスダック総合株価指数:25297.62(▲60.98)
10年物米国債利回り:4.37%(▲0.02%)
WTI原油先物8月限:1バレル=69.23ドル(▲2.69ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4096.3ドル(△48.7ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
5月米卸売在庫
(前月比)    0.3%     0.7%・改
6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
         49.5       48.9

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは小幅続伸。米長期金利の低下やWTI原油先物相場の下落などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入り、22時前に一時1.1434ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1473ドルがレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。市場では「月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが観測された」との声も聞かれた。フィキシング通過後もドル高の流れが継続し、4時30分頃に1.1381ドル付近まで下押しした。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「2026年には1回の利上げを想定」「2027年には金利が据え置かれると予想」と述べたと伝わった。

・ドル円は小幅下落。ユーロドルの伸び悩みに伴う円売り・ドル買いが出たほか、ロンドン・フィキシングに絡んだ買いが相場を下支えし、3時前には161.78円付近まで値を上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値161.85円や前日に付けた2024年7月高値に並ぶ161.95円がレジスタンスとして意識されたため、上値も限定的だった。162円の大台を前に政府・日銀による為替介入への警戒感も高まっている。

・ユーロ円は続伸。22時前に一時184.83円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に弱含む展開に。4時30分前には184.07円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反落。オープンAIを巡る報道を受けて、人工知能(AI)投資を巡る不透明感が高まるとAI関連や半導体株に売りが出た。ただ、原油先物相場の大幅下落や米長期金利の低下が投資家心理の改善につながり、下値は限定的となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%超下げた。

・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。WTI原油先物相場の下落傾向が続く中、米国のインフレ懸念が後退し買いが優勢となった。

・原油先物相場は大幅に反落。米国とイランの戦闘終結に向けた覚書合意を受けて、ホルムズ海峡の通航が再開。完全な正常化には至っていないものの、原油輸送量の増加を示すデータが明らかにされる中で相場は売り優勢となった。一時68ドル台半ばまで売られ、期先限月の終値としても約4カ月ぶりに70ドルを下回った。もっとも、米軍がホルムズ海峡周辺で空爆を実施との報道が伝わると、時間外取引で70ドル台まで切り返した。

・金先物相場は続伸。米金利に対する過度な先高観が後退し、利子がつかない金を買い戻す動きがみられた。ドルが対ユーロなどで売られたこともドル建て金を後押しし、一時4100ドル台前半まで上昇した。もっとも、為替でドルが下げ幅を縮めると、金先物も上値を切り下げて週引けした。

(中村)


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