【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は3日ぶりに反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の8月渡しが前日比1・44ドル安の1バレル=72・08ドルで取引を終えた。中東情勢の悪化で供給不安が強まる中、インフレ加速が景気やエネルギー需要に及ぼす悪影響が意識され、売り注文が優勢となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が8日に公開した6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録では、大半の参加者が悪化する中東情勢や、活発な人工知能(AI)投資を背景にインフレが高止まりする可能性に言及。そうした場合には利上げが適切になるとの見方を示した。
高い金利水準が長期化すれば景気減速や原油需要の鈍化につながるとの懸念が広がり、相場の重荷となった。
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