【サンパウロ共同】ブラジル外務省は16日、ルビオ米国務長官が15日のX(旧ツイッター)への投稿で「(ブラジルの)ルラ大統領が誠実に米国と交渉してこなかった」として新たな関税措置を公表したことに対し、「虚偽の主張」で「容認できない」と非難する声明を発表した。
トランプ米政権が左派ルラ政権とたびたび対立する中、両国関係の新たな火種となりそうだ。ルラ氏は10月の大統領選への出馬に意欲を示しており、選挙情勢にも影響を与える可能性がある。
米政府は15日、ブラジルから輸入する一部の品目に対し25%の追加関税を課すと発表。ルビオ氏は「ルラ氏の経済政策は米国人にもブラジル人にも悪影響を及ぼす。ルラ氏は国民のための合意よりも自身のエゴを優先した」と指摘した。
ブラジル外務省は、ルビオ氏が「エゴ」と呼んだものは「ブラジルの主権と、国内企業や労働者の利益を守るというルラ氏の揺るぎない信念だ」と反論。「ルビオ氏は友好国の元首に無礼で傲慢な攻撃を加えた」と批判した。
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