【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は28、29の両日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。市場では政策金利を現行の3・5~3・75%で据え置くとの見方が優勢だ。FOMC内ではインフレ加速への懸念から利上げを求める声も出ており、ウォーシュ議長が議論をどうまとめるかが焦点となる。
ウォーシュ氏は14、15両日に上下院で行った議会証言で「インフレ率の高止まりは容認しない」と発言し、物価安定を重視する姿勢を強調する一方、労働市場は「安定している」と評価した。ただ、金融政策の先行きを事前に示す「フォワードガイダンス」は政策運営の足かせになるとの立場で、今回の会合に関する市場への明確なメッセージは発していない。
6月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3・5%上昇した。4・2%だった5月からは改善したものの、高水準で推移する。米イラン間の攻撃の応酬激化で、足元の原油価格は上昇傾向にあるほか、活発な人工知能(AI)投資もインフレ圧力として意識されつつある。
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