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NYマーケットダイジェスト・21日 株高・原油高・金利上昇・ドル高・円安

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(21日終値)
ドル・円相場:1ドル=163.17円(前営業日比△0.67円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.01円(△0.53円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1398ドル(▲0.0016ドル)
ダウ工業株30種平均:52224.64ドル(△385.38ドル)
ナスダック総合株価指数:25837.21(△329.14)
10年物米国債利回り:4.63%(△0.04%)
WTI原油先物8月限:1バレル=84.91ドル(△1.68ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4076.4ドル(△60.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米国とイランの間で攻撃の応酬が続くなど中東情勢が再び緊迫化する中、「有事のドル買い」が優勢となった。米長期金利の上昇もドル買いを促した。1日の高値162.84円や節目の163.00円を上抜けると、目先のストップロスを巻き込んで、4時前に一時163.24円と1986年12月以来39年7カ月ぶりの高値を付けた。
 ファンダメンタルズ面で円売り圧力が依然として強いことも意識された。市場では「高市政権が積極財政や、緩和的な金融環境を志向しているとみられており、円安要因となっている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは小幅ながら4日続落。イラン情勢を巡る不透明感から原油価格が上昇するとユーロ売り・ドル買いが優勢となった。前日の安値1.1403ドルを下抜けると、取引終了間際に一時1.1398ドルと日通し安値を更新した。
 もっとも、23日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に様子見ムードも強く、狭い範囲内での推移にとどまった。今日の高値は欧州市場序盤に付けた1.1429ドルで1日の値幅は0.0031ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は反発。ユーロドルは下落したものの、ドル円の上昇につれた円売りが優勢となり、4時前に一時186.12円と6月17日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発。決算内容が好感されたスリーエム(3M)が買われたほか、「プライベート市場プラットフォームを立ち上げへ」と伝わったゴールドマン・サックスが買われ、相場の押し上げ要因となった。半導体関連株を買い直す動きが広がったことも投資家心理の改善につながった。なお、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%超上げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。中東情勢が再び緊迫化する中、原油先物相場が上昇すると、インフレへの懸念が高まり債券に売りが出た。利回りは一時4.6382%前後と5月20日以来約2カ月ぶりの高水準を付けた。

・原油先物相場は3日続伸。この日も米国とイランは軍事関連施設などを標的に攻撃を継続した。トランプ米大統領が今後の攻撃強化を示唆したことで、原油の供給不安が一段と高まった。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジ関連船舶の航行を「海上封鎖」すると宣言。紅海ルートの通過に支障が出る恐れが意識された。ホルムズ海峡に加え主要ルートの不安定化が進むとの見方から、原油相場は上昇基調を維持した。

・金先物相場は反発。原油高を背景に米長期金利は上昇し、為替もドル高地合いが続くなど、金相場にとっては逆風となる材料が並んだ。しかしながら、時間外取引から金先物は買い戻しが優勢。先週末から週明けにかけて4000ドル割れの底堅さを確認したことで、投機筋のショートカバーが入りやすかった。中東情勢の緊迫化が続く中、安全資産としての需要も再び強まり、一時4090ドル手前まで上昇した。

(中村)


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