農林水産省は7日、2025年度のカロリーベースの食料自給率が前年度より1ポイント低い37%になったと発表した。下落は5年ぶりで、比較可能な1965年度以降で過去最低に並ぶ水準となった。大半を国産で賄えている主食のコメの価格高騰が響き、消費量自体が減った上、輸入米の割合も増えて自給率全体を押し下げた。政府は食料安全保障の観点から自給率向上を目指し、45%とする目標を掲げるが、逆行する傾向が鮮明化した。
自給率が過去最低の37%に落ち込むのは、記録的なコメの凶作が影響した93年度と、2018年度、20年度に続き4度目。直近4年は38%となっており、低空飛行が目立っている。政府は30年度のカロリーベースの自給率を45%に引き上げる目標を掲げている。
主要品目別の自給率(重量ベース)では、コメが前年度から2ポイント低下し、95%だった。09年度以来、16年ぶりの低水準。小麦は16%、肉類は53%で変わらなかった。魚介類は53%へ上がったが、野菜は77%に低下した。
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