イオンは11日、熊本県で起きた最大震度7の地震後に爆発が起きてテナントの従業員7人が死亡した「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)の事故を巡り、避難後に従業員の「一時入館を認めた事実があった」と発表した。車の鍵や携帯電話といった貴重品回収やレジ締めなどの要望が寄せられ、現場の担当者が許可した。従業員への聞き取り調査などで判明した。
死亡した従業員は避難後に再び入館していた。イオンは、規則や訓練で「避難後に生じ得る私物の回収要望や帰宅困難者への具体的な対応を想定していなかった」として「避難後の規定やマニュアル、教育・運用体制がなかったことが現場に判断を委ねる結果につながったと重く受け止める」とコメント。勤務時に従業員が貴重品を携帯できるようにルールを変更すると説明している。
地震後、車での通勤者ら帰宅が困難となった従業員が複数いた。貴重品を取りに戻りたいなどの要望を個別に認めていたという。再入館した従業員の人数や所属は現時点で確認できていない。
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