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NYマーケットダイジェスト・20日 株安・金利上昇・原油高・円安

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(20日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.05円(前営業日比△0.88円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.75円(△1.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1678ドル(△0.0001ドル)
ダウ工業株30種平均:52759.21ドル(▲703.84ドル)
ナスダック総合株価指数:26067.17(▲263.92)
10年物米国債利回り:4.70%(△0.05%)
WTI原油先物9月限:1バレル=87.83ドル(△2.00ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4571.4ドル(△26.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
       20.6万件     21.2万件・改
8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
        47.4        41.4
7月米景気先行指標総合指数
(前月比)   0.2%      ▲0.1%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反発。米財務省の長期債買い入れオペ拡大を背景に低下していた米長期金利が、この日は上昇した。米長期金利の指標となる10年債利回り4.71%台まで、超長期債の30年債利回りは5.26%台まで上昇し昨日の発表後の低下分を取り戻した。米長期金利の上昇に伴うドル買いが入ると、4時過ぎに一時159.18円と日通し高値を更新した。高市政権の積極財政姿勢を背景とした財政悪化懸念から円売りも出やすい地合いとなった。

・ユーロドルはほぼ横ばい。欧州市場序盤に一時1.1711ドルと5月14日以来の高値を付けたものの、同日の高値1.1722ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、1時30分過ぎに1.1669ドルと日通し安値を更新した。
 なお、ベッセント米財務長官が「国債の買い入れ消却(buyback)は発表した40億ドルを上回る可能性がある」「国債市場に対して豊富な手段(ツールキット)を用意している」と発言すると一時1.1694ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、反応は限定的だった。

・ユーロ円は反発。日本の財政懸念を背景とした円売りが優勢になると、5時前に一時185.84円と7月30日以来の高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円の上昇も堅調だった。ポンド円は一時216.91円、豪ドル円は113.19円、NZドル円は94.57円、カナダドル円は115.44円、南アフリカランド円は9.87円、メキシコペソ円は9.39円まで値を上げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米財務省が国債の買い戻し枠を拡大すると発表したことを背景に低下していた米長期金利が、この日は上昇。投資家心理が悪化し株売りが広がった。決算内容が嫌気されたウォルマートが9%超急落したことも相場の押し下げ要因となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。スペースXやテスラ、メタ・プラットフォームズなどが売られた。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。米財務省が国債買い入れ消却(バイバック)の上限額を引き上げると発表したことで前日は上昇したものの、本日は買いの流れが続かなかった。市場では買い入れ額引き上げについて「連邦債務の規模を踏まえると効果は限定的」との見方があった。WTI原油先物相場が約1カ月ぶりの高値を更新したことも債券売りを促した。

・原油先物相場は5日続伸。UAEがイランから弾道ミサイルが発射されたと主張するなど、中東情勢がさらに悪化。地政学リスクを意識した買いが強まった。

・金先物相場は続伸。米国債買い入れ額に関して、前日に示した40億ドルの上限額を上回る可能性をベッセント米財務長官が示唆したことで買いが強まった。


(中村)


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