【ブリュッセル共同】熱波が深刻化した欧州で経済への打撃が懸念されている。オランダの金融機関は、欧州連合(EU)の2026年の域内総生産(GDP)を約1%押し下げ、成長を帳消しにする可能性があると推計した。熱波は地球温暖化の影響ともされており、EUが経済成長のために温暖化対策を緩めれば、将来的に被害が膨らむ「破滅の連鎖」に陥ると警告した。
試算したのはトリオドス銀行で、熱波はEUのGDPの約1%に相当する約1800億ユーロ(約33兆4千億円)のマイナス影響をもたらすと推測した。気温が25~30度を超えると労働者の生産性が低下すると指摘。猛暑と干ばつで作物の収穫量や乳製品の生産量も低下するとした。
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