【ニューヨーク共同】人工知能(AI)開発の米新興アンソロピックは10日、生成AI「クロード」に中国のAI企業が利用者からの情報を無断で転送し、中国のAIを訓練していたと発表した。中には人民解放軍施設周辺の監視映像なども含まれていたという。
高性能なAIモデルの出力を利用して別のAIを訓練する手法は「蒸留」と呼ばれ、米政府も中国企業を非難している。
アンソロピックの報告書によると、蒸留の規模が最も大きかったのはアリババグループだった。同社はクロードに、答えを導くまでの考えを書き出させた。集めた文章を教材にして自社のAI「千問(クウェン)」を鍛えた。
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