先週金曜日(2026年10月30日)のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 51770.31 | 51794.2 |
| 前日比 | -572.25(-1.09%) | -577.7(-1.10%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2026年10月30日(金)のNYダウは、前日比572.25ポイント安(-1.09%)の51770.31ポイントで取引を終えました。
NYダウの相場概況
前営業日のNYダウは52362.2ポイントで始まり、51793.5ポイントで引けて577.7ポイント(1.1%)下落し、値幅は952.4ポイントに広がりました。
東京時間(9:00〜14:45)は52434.2〜52197.2ポイントの小幅な動きで、ロンドン時間(17:00〜翌1:45)の序盤、NY勢が本格参加する21:00より前の時間帯に日中高値の52523.2ポイントをつけた後は売りに押されました。
NY時間(21:00〜翌5:45)は52473.2ポイントまで戻す場面もありましたが続かず、ロンドン時間終了後の翌1:45〜5:45の時間帯に日中安値51570.8ポイントまで下げ、安値圏で取引を終えました。
今朝は51905.5ポイントで始まり、51833.5〜51913.5ポイントの狭い範囲で推移し、8時時点では前日終値比89.0ポイント高の51882.5ポイントと小反発しています。
インテルやアマゾンの決算が失望を誘い、AIへの巨額投資が利益につながるのかという疑問が強まって、AI関連株は3週連続で下落しています。
ただ、ハイテク株からディフェンシブ株へ資金が移ったため、NYダウは主要3指数の中で下げが最も小さく、10月は月間で1.7%の上昇を確保しました。
原油高がインフレを押し上げ12月の利上げ観測を強めていることや、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃など中東情勢による供給リスクも株式の重しとして意識されています。
11月3日の米中間選挙と10月の米雇用統計を控えて月末のポジション整理も重なり、前日は相対的な底堅さを見せたものの、選挙前のリスク回避から上値の重い展開になっています。
| 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 10/30 | 52362.2 | 52523.2 | 51570.8 | 51793.5 | 952.4ポイント |
| 東京時間 | 52341.2 | 52434.2 | 52197.2 | 52266.2 | 237.0ポイント |
| ロンドン時間 | 52354.2 | 52523.2 | 51925.5 | 51996.8 | 597.7ポイント |
| ニューヨーク時間 | 52425.2 | 52473.2 | 51570.8 | 51777.8 | 902.4ポイント |
OANDA証券のMT5の価格をもとに、チャート分析を行います(チャートは2026年11月2日8時のもの)。
日足の分析
日足のトレンドはレンジ(方向感なし)で、現在値51882.5ポイントは20日移動平均線(52077.5)と75日移動平均線(52528.4)を下回る一方、200日移動平均線(50703.9)は上回っています。
RSIは46.3と中立で、前日の値幅952.4ポイントは平均的な値幅を示すATR(588.4)を大きく上回り、値動きの荒さが目立ちました。
上値は52420.8、52516.7ポイント、下値は前日安値近くの51569.0ポイント、続いて51496.5、51412.5ポイントが節目として意識されそうです。
1時間足の分析
1時間足は下落トレンドで、現在値は20本移動平均線(52074.5)、75本(52318.1)、200本(52335.0)をいずれも下回っており、RSIも37.1と弱めです。
戻り局面では前日東京時間の高値52434.2ポイントや前日高値52523.2ポイントが上値の目安になります。
一方、15分足はやや下落優勢ながらRSIが51.3と中立に戻り、価格も20本移動平均線(51826.6)を上回っているため、目先は下げ一服の動きが続いています。
1時間足のATRは142.9ポイントで、1時間でもこの程度の振れ幅は想定しておきたいところです。
テクニカル指標一覧
| 時間足 | トレンド | MA20 | MA75 | MA200 | RSI(14) | ATR(14) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日足 | レンジ(方向感なし) | 52077.5 | 52528.4 | 50703.9 | 46.3(中立) | 588.4ポイント |
| 1時間足 | 下落トレンド | 52074.5 | 52318.1 | 52335.0 | 37.1(弱め) | 142.9ポイント |
| 15分足 | やや下落優勢 | 51826.6 | 52077.8 | 52271.5 | 51.3(中立) | 75.0ポイント |
OANDAオーダーブック分析
8時時点のオーダーブックでは、上方向で最も厚い売り指値が52450ポイント付近にあり、52150ポイントや53200ポイントにも売り指値が集まっていて、戻りの抵抗として意識されます。
下方向では51350〜51400ポイント付近に買い指値が集中しており、51300ポイントにも並んでいるため、下値の支えになりそうです。
52100ポイントと53100ポイント付近には買いストップがあり、上抜けると買いが加速する可能性がある一方、50800ポイント付近の売りストップは下抜け時の売り加速要因になります。
ポジションブックでは含み損を抱えた買いが多く、51950、52050、52200ポイント付近に買いポジションが集まっているため、戻り局面ではやれやれの売りが出て上値を抑えやすい点に注意です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
> オーダーブックをMT5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
本日(2026年11月2日)のNYダウの注目ポイント
| R2 | R1 | ピボット | S1 | S2 |
|---|---|---|---|---|
| 52914.9 | 52354.2 | 51962.5 | 51401.8 | 51010.1 |
<上昇シナリオ>
ピボットの51962.5ポイントや20日移動平均線の52077.5ポイントを回復できれば、52100ポイントの買いストップを巻き込んで52150ポイントの売り指値、さらに52354.2ポイント(R1)から52450ポイント付近の売り指値帯を試す展開が意識されそうです。
<下落シナリオ>
前日安値の51570.8ポイントを割り込むと、51400ポイント前後(S1の51401.8ポイント、厚い買い指値の51350〜51400ポイント)が下値の目安となり、ここも下抜けると51010.1ポイント(S2)方面への下げが意識されそうです。
本日は0:00のISM製造業景況指数が最大の材料で、AI関連株への懸念や翌日の中間選挙を控えたリスク回避ムードの中、結果次第で値幅が出やすい点に注目です。
上は52000ポイント台に含み損の買いが集まって戻りが重くなりやすく、下は51570.8ポイントと51350〜51400ポイントの買い指値帯が支えとして意識されそうです。
本日(2026年11月2日)の経済指標・イベント
前日の指標結果は特にありません。
本日は23:45に10月の米製造業PMI改定値(予想56.0、前回56.0)、日付が変わって0:00に重要度の高い10月ISM製造業景況指数(予想54.6、前回54.5)が発表されます。
ISMの結果が予想から大きく外れると、景気や金利の見通しを通じて指数が振れやすくなるため、発表前後の値動きに注意が必要です。
| 日時 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/02 23:45 | 米国 | 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 56.0 | 56.0 |
| 11/03 00:00 | 米国 | 10月ISM製造業景況指数 | ★★★ | 54.6 | 54.5 |
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
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OANDA Lab編集部
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