先週金曜日(2026年10月30日)のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 7580.07 | 7587.2 |
| 前日比 | -140.32(-1.82%) | -97.2(-1.26%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2026年10月30日(金)のS&P500は、前日比140.32ポイント安(-1.82%)の7580.07ポイントで取引を終えました。
S&P500の相場概況
前営業日(10/30)のS&P500は7678.9で始まり、7587.0で引けて97.2ポイント安(-1.26%)、値幅は153.3ポイントでした。
東京時間(9:00〜14:45)は7682.3まで上昇したあと7657.6で終え、この時間帯に日中の高値圏をつけました。
ロンドン時間(17:00〜翌1:45)に入ると売りが強まり、7600.8まで下げました。
ニューヨーク時間(21:00〜翌5:45)には下げが加速し、日中安値の7532.0をつけたあと7586.8で引けました。
週明けの今朝は7608.4で始まり、8時時点で7606.8と前日比19.8ポイント高まで小幅に戻しています。
報道によると、ハイテク企業の決算への失望に、月末と中間選挙を控えた利益確定売りが重なり、S&P500は100日移動平均を割り込んで6月以来の大きな下げとなりました。
インテルやアマゾンの決算を受けて、AIへの巨額投資が利益につながるのかという疑問が強まり、AI関連株は3週連続で下落しています。
原油高がインフレを押し上げて12月の利上げ観測を強めていることや、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃など米・イスラエルとイランの戦争による供給リスクも重しです。
11/3の米中間選挙と10月の米雇用統計、決算発表に注目が集まっており、前日に1%超下げて安値圏で引けたこともあって、リスク回避ムードの強い神経質な展開になっています。
| 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 10/30 | 7678.9 | 7685.3 | 7532.0 | 7587.0 | 153.3ポイント |
| 東京時間 | 7671.6 | 7682.3 | 7637.6 | 7657.6 | 44.7ポイント |
| ロンドン時間 | 7660.1 | 7666.1 | 7600.8 | 7609.8 | 65.3ポイント |
| ニューヨーク時間 | 7647.6 | 7650.3 | 7532.0 | 7586.8 | 118.3ポイント |
OANDA証券のMT5の価格をもとに、チャート分析を行います(チャートは2026年11月2日8時のもの)。
日足の分析
日足のトレンドは「やや下落優勢」で、終値水準は20日移動平均線(7728.5)と75日移動平均線(7676.7)を下回る一方、200日移動平均線(7331.4)は大きく上回っています。
価格はボリンジャーバンド下限(7582.4)付近まで下げており、RSIは41.2と中立圏です。
前日の値幅153.3ポイントはATR(78.8)の約2倍で、振れ幅が大きくなっています。
直近20本では2.32%下落しており、上は7624.7、下は7519.1が意識されそうです。
1時間足の分析
1時間足は「下落トレンド」で、価格は20本移動平均線(7623.2)、75本(7674.6)、200本(7696.8)をすべて下回っています。
RSIは41.2で、ATRは22.8ポイントです。
戻りの目安としては7666.1、7701.2が上値抵抗として意識されそうです。
15分足は7532.0の安値から反発して方向感のない動きとなっており、7600.9付近が目先の支えです。
テクニカル指標一覧
| 時間足 | トレンド | MA20 | MA75 | MA200 | RSI(14) | ATR(14) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日足 | やや下落優勢 | 7728.5 | 7676.7 | 7331.4 | 41.2(中立) | 78.8ポイント |
| 1時間足 | 下落トレンド | 7623.2 | 7674.6 | 7696.8 | 41.2(中立) | 22.8ポイント |
| 15分足 | レンジ(方向感なし) | 7586.2 | 7621.5 | 7663.2 | 57.6(中立) | 14.2ポイント |
OANDAオーダーブック分析
8時時点のオーダーブックでは、現在値より上の売り指値が下の買い指値より厚く、上値の重さが意識されやすい配置です。
売り指値は7705.0、7650.0、7720.0付近に集まっており、買い指値は7530.0、7525.0、7565.0付近が下値の支えとして意識されます。
7615.0付近には買いストップがあり上抜けると買いが加速しやすい一方、7595.0や7600.0付近には売りストップがあり、下抜けると売りが加速する可能性があります。
ポジションは買いが60.6%と買いに偏り、含み損の買いが多いため、7780.0付近などに残る高値づかみの買いが戻り局面でやれやれの売りにつながりやすい状態です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
> オーダーブックをMT5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
> Web版オーダーブックはこちらから
本日(2026年11月2日)のS&P500の注目ポイント
| R2 | R1 | ピボット | S1 | S2 |
|---|---|---|---|---|
| 7754.7 | 7670.9 | 7601.4 | 7517.6 | 7448.1 |
<上昇シナリオ>
7615.0付近の買いストップを巻き込んで上抜ければ、7624.7や売り指値の集まる7650.0が次の目安となり、さらにピボットR1の7670.9が意識されそうです。
<下落シナリオ>
7600.0〜7595.0付近の売りストップを割り込むと下げが加速しやすく、ボリンジャーバンド下限の7582.4、前日安値7532.0と買い指値の集まる7530.0、さらにS1の7517.6が意識されそうです。
今朝は小幅に反発していますが、日足・1時間足とも下向きで、7600前後の攻防に注目です。
中間選挙や雇用統計を控え、AI関連株への警戒や原油高による利上げ観測も重なる中、深夜0:00のISM製造業景況指数の発表前後は値動きが荒くなる可能性に注意が必要です。
本日(2026年11月2日)の経済指標・イベント
本日は23:45に米国の10月製造業PMI改定値(予想56.0、前回56.0)、日付が変わった11/3 0:00に重要度の高い10月ISM製造業景況指数(予想54.6、前回54.5)が発表されます。
ISMが予想から大きく外れると、金利見通しを通じて株価が大きく動く可能性があるため、発表前後の値動きには注意が必要です。
| 日時 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/02 23:45 | 米国 | 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 56.0 | 56.0 |
| 11/03 00:00 | 米国 | 10月ISM製造業景況指数 | ★★★ | 54.6 | 54.5 |
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
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OANDA Lab編集部
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