ゴールドの相場概況
金価格(ゴールド)は、前日に3946.1ドルで始まり、3929.7ドルで取引を終えました。
前日比は16.7ドル安(-0.42%)で、値幅は75.8ドルでした。
東京時間は3964.2ドルまで上昇した後に売りに押され、3918.4ドル付近まで下げました。
ロンドン時間に入ると下げが続き、ニューヨーク時間が始まる22時より前の17時〜22時の間に、前日の安値3895.3ドルをつけました。
その後は買い戻しが進み、22時以降のニューヨーク時間に高値3971.1ドルをつけましたが、上昇は続かず3929.7ドルまで押し戻されました。
今朝は3929.6ドルで始まり、7時11分時点では3923.5ドル付近で小幅安となっています。
前日は米金利上昇とドル高の流れのなか、ゴールドは-0.42%と下落しました。
米求人件数を受けて米金利が上がりドル高が進んだことが、利息を生まないゴールドの重しになりました。
市場では米中間選挙の結果が最大の焦点となっており、開票が長引けば神経質な市場を揺さぶる可能性も指摘されています。
米金利・ドルの動きや中東情勢などに注目が集まっており、高値3971ドルから安値3895ドルまで大きく振れながらも上値の重い展開になっています。
| 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 11/03 | 3946.100 | 3971.117 | 3895.300 | 3929.702 | 75.8ドル |
| 東京時間 | 3947.750 | 3964.207 | 3917.290 | 3918.400 | 46.9ドル |
| ロンドン時間 | 3906.600 | 3971.117 | 3895.300 | 3927.590 | 75.8ドル |
| ニューヨーク時間 | 3932.500 | 3971.117 | 3917.380 | 3929.702 | 53.7ドル |
OANDA証券のMT5の価格をもとに、チャート分析を行います(チャートは2026年11月4日7時のもの)。
日足の分析
日足は下落トレンドで、価格は20日移動平均線(4068.1ドル)、75日線(4242.5ドル)、200日線(4473.7ドル)をすべて下回っています。
直近20本で4.55%下落し、RSIは35.6と弱めの水準です。
ボリンジャーバンドの下限は3873.9ドルで、今週・今月の安値3870.0ドル付近が下値の支持として意識されそうです。
ATRは74.2ドルと値動きの大きい状態が続いています。
1時間足の分析
1時間足も下落トレンドで、価格は20時間線(3927.5ドル)をわずかに下回り、75時間線(3946.0ドル)や200時間線(3995.1ドル)は上方にあります。
RSIは47.8と中立で、前日の大きな上下動の後に落ち着きを取り戻しつつあります。
上値は3964.2ドル〜3971.1ドルが抵抗帯、下値は3895.3ドル、3890.9ドルが支持として意識されます。
15分足はやや下落優勢で、3935.2ドルが目先の上値の目安です。
テクニカル指標一覧
| 時間足 | トレンド | MA20 | MA75 | MA200 | RSI(14) | ATR(14) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日足 | 下落トレンド | 4068.113 | 4242.536 | 4473.729 | 35.6(弱め) | 74.2ドル |
| 1時間足 | 下落トレンド | 3927.513 | 3945.962 | 3995.132 | 47.8(中立) | 13.8ドル |
| 15分足 | やや下落優勢 | 3926.175 | 3927.297 | 3935.393 | 46.0(中立) | 4.9ドル |
OANDAオーダーブック分析
今朝7時時点のオーダーブックでは、4000ドル付近に最も厚い売り指値があり、3965ドル付近にも売り指値が並んで上値の抵抗として意識されます。
上方では3935ドル付近に買いストップがあり、さらに4080ドル付近には大きな買いストップが集まっているため、上抜けると買いが加速する可能性があります。
下方では3900ドル付近に最も厚い買い指値があり、下値の支持として意識されます。
一方、3870ドル付近には売りストップが集まっており、下抜けると売りが加速しやすい点に注意です。
ポジションは買いが87.1%と買いに偏っており、現在値より上に含み損の買いが多いため、戻り局面ではやれやれの売りが出やすく、下落時には投げ売りも出やすい状態です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
> オーダーブックをMT5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
> Web版オーダーブックはこちらから
本日(2026年11月4日)のゴールドの注目ポイント
| R2 | R1 | ピボット | S1 | S2 |
|---|---|---|---|---|
| 4007.857 | 3968.779 | 3932.040 | 3892.962 | 3856.223 |
<上昇シナリオ>
15分足の抵抗で買いストップもある3935ドル付近を上抜けると、ピボットR1の3968.8ドルや前日高値3971.1ドルが意識されそうです。
さらに上抜ける場合は、売り指値が集まる4000ドルが次の焦点になります。
<下落シナリオ>
買い指値が集まる3900ドルや前日安値3895.3ドル、S1の3893.0ドルを割り込むと、売りストップが集まる3870ドル付近(今週安値3870.0ドル)への下落が意識されそうです。
ここも下抜けると売りが加速し、S2の3856.2ドルが視野に入ります。
本日は22時15分のADP雇用統計と明日0時のISM非製造業景況指数を受けた米金利・ドルの動きに注目です。
上は3935ドルから3970ドル付近、下は3900ドルから3870ドル付近が節目となり、買いポジションの偏りから下抜け時の値動きの加速には注意が必要です。
米中間選挙の開票動向による急な値動きにも気を配りたいところです。
本日(2026年11月4日)の経済指標・イベント
前日0時に発表された米国の9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数は752.3万件と、予想の716.2万件を大きく上回りました。
同時刻の9月製造業新規受注も前月比1.8%と予想の1.2%を上回っています。
本日は22時15分に米国の10月ADP雇用統計(予想6.6万人、前回9.0万人)、明日0時に10月ISM非製造業景況指数(予想54.8、前回54.9)と重要度の高い指標が続きます。
結果次第で米金利やドルが動き、ゴールドも大きく振れる可能性があるため、発表前後の値動きに注意が必要です。
| 日時 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/04 22:15 | 米国 | 10月ADP雇用統計(前月比) | ★★★ | 6.6万人 | 9.0万人 |
| 11/04 22:30 | 米国 | 9月貿易収支 | ★★ | -1079億ドル | -1056億ドル |
| 11/04 23:45 | 米国 | 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 57.9 | 57.9 |
| 11/04 23:45 | 米国 | 10月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | – | 57.6 |
| 11/05 00:00 | 米国 | 10月ISM非製造業景況指数(総合) | ★★★ | 54.8 | 54.9 |
<前日の主な結果>
| 日時 | 国 | 指標 | 重要度 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11/04 00:00 | 米国 | 9月製造業新規受注(前月比) | ★★ | 1.8% | 1.2% | 0.1% |
| 11/04 00:00 | 米国 | 9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 | ★★ | 752.3万件 | 716.2万件 | 719.0万件 |
金価格(ゴールド/XAUUSD)のリアルタイムレートはこちら
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OANDA Lab編集部
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