ドル円の相場概況
前日のドル円は158.675円で始まり、東京時間の朝方に158.742円の高値をつけました。
その後は円買い・ドル売りが強まり、東京時間の昼前後に157.378円の安値まで下落しました。
ロンドン時間(17時〜)は158.088円から買い戻しが進み、NY時間(22時〜)は158.165〜158.667円の範囲で推移し、158.424円で取引を終えました。
前日の値幅は136.4pipsと大きく、今朝は158.435円で始まって158.296円まで下げ、現在は158.318円前後で推移しています。
米中間選挙で民主党が上下両院を制した結果を受けてドルが売られ、アジア時間には円が0.7%上昇しました。
円は主要通貨の中で最も強い通貨の一つとなり、ドル円は一時157.378円まで下落しました。
政権と議会がねじれる見通しで政治リスクが後退したとの受け止めもあり、その後は下げ幅を縮めて小幅安で引けました。
市場ではドル安・米金利低下とFRBの利上げ観測がぶつかり合っています。
米雇用統計や米金利、イラン情勢などに注目が集まっており、1円を超える値幅で上下する神経質な展開になっています。
| 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 11/04 | 158.675 | 158.742 | 157.378 | 158.424 | 136.4pips |
| 東京時間 | 158.465 | 158.606 | 157.378 | 158.039 | 122.8pips |
| ロンドン時間 | 158.088 | 158.667 | 158.013 | 158.445 | 65.4pips |
| ニューヨーク時間 | 158.270 | 158.667 | 158.165 | 158.424 | 50.2pips |
OANDA証券のMT5の価格をもとに、チャート分析を行います(チャートは2026年11月5日7時のもの)。
日足の分析
日足のトレンドは「やや上昇優勢」で、現在値158.318円は20日移動平均線(157.975円)と75日移動平均線(158.078円)を上回っています。
ただし200日移動平均線(158.617円)の下にあり、上値は抑えられています。
RSIは54.6で中立圏です。
前日の値幅136.4pipsはATR(87.8pips)を大きく上回り、値動きの荒さが目立ちました。
1時間足の分析
1時間足のトレンドも「やや上昇優勢」です。
価格は75時間線(158.12円)と200時間線(157.919円)の上にありますが、20時間線(158.343円)付近で上値が重くなっています。
RSIは50.2と中立で、ATRは20.1pipsです。
上は158.667円と158.767円、下は158.165円が目先の節目として意識されそうです。
テクニカル指標一覧
| 時間足 | トレンド | MA20 | MA75 | MA200 | RSI(14) | ATR(14) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日足 | やや上昇優勢 | 157.975 | 158.078 | 158.617 | 54.6(中立) | 87.8pips |
| 1時間足 | やや上昇優勢 | 158.343 | 158.120 | 157.919 | 50.2(中立) | 20.1pips |
| 15分足 | やや下落優勢 | 158.412 | 158.345 | 158.204 | 40.9(中立) | 7.5pips |
OANDAオーダーブック分析
今朝7時時点のオーダーブックでは、159.0円に最も多い売り指値が置かれており、158.7円や158.65円にも売り指値が集まっているため、上値の抵抗として意識されます。
158.75円付近には買いストップが集まっており、上抜けると買いが加速する可能性があります。
下は158.0円に最も多い買い指値があり、157.35円や157.0円にも買い指値が見られ、下値の支えになりそうです。
158.1円付近には売りストップが集まっており、下抜けた場合は売りが加速する可能性があります。
ポジションは買い・売りとも158.4円付近に集中しています。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
> オーダーブックをMT5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
> Web版オーダーブックはこちらから
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
前営業日(11/04 7時〜11/05 7時)の通貨強弱では、米ドルが-4.06で8通貨中8位と最も弱く、円は-2.0で7位でした。
最も強かったのはNZD(3.22)です。
米ドルと円の差は8時15分に0.22と最も開き、13時35分には-9.16まで縮みました。
これは東京時間に円買い・ドル売りが進み、ドル円が157.378円まで下げた値動きと重なります。
その後は差が戻って-2.06で終わり、午後以降の買い戻しと対応しています。
直近1週間では米ドルが5位(-3.16)、円が7位(-7.99)で、最強はCHF(12.64)、最弱はAUD(-10.77)です。
差は11/04 4時に6.83と最も開き、10/30 20時に-5.85と最も縮みました。
直近は4.83とドル円の上昇方向の力が残っており、日足の「やや上昇優勢」とも重なっています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
> 通貨の強弱チャート
本日(2026年11月5日)のドル円の注目ポイント
| R2 | R1 | ピボット | S1 | S2 |
|---|---|---|---|---|
| 159.545 | 158.985 | 158.181 | 157.621 | 156.817 |
<上昇シナリオ>
158.667円の上抜けで158.75円付近の買いストップがかかると、週高値の158.767円が意識されます。
さらに上ではR1の158.985円や売り指値が集まる159.0円が上値の目安となりそうです。
<下落シナリオ>
158.165円や売りストップが集まる158.1円を下抜けると、買い指値が多い158.0円が試されそうです。
そこも割り込めば、S1の157.621円や前日安値の157.378円が下値の目安として意識されます。
本日は8時50分の日銀議事要旨と22時30分の米失業保険関連指標に注目です。
11/6の米雇用統計を控えて神経質な展開が続きやすく、158.0円と158.75円前後のどちらを抜けるかが意識されそうです。
本日(2026年11月5日)の経済指標・イベント
前日は、22時15分の10月ADP雇用統計が8.6万人と予想の6.6万人を上回りました。
一方、0時の10月ISM非製造業景況指数は54.5と予想の54.8をやや下回り、23時45分のサービス部門PMI改定値も56.1と予想の57.9を大きく下回りました。
本日は8時50分に日銀・金融政策決定会合議事要旨が公表されます。
22時30分には米国の新規失業保険申請件数(予想19.6万件、前回19.4万件)と失業保険継続受給者数(予想171.0万人、前回170.1万人)が発表されるため、発表前後の値動きに注意が必要です。
| 日時 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/05 08:50 | 日本 | 日銀・金融政策決定会合議事要旨 | ★★★ | – | – |
| 11/05 22:30 | 米国 | 前週分失業保険継続受給者数 | ★★ | 171.0万人 | 170.1万人 |
| 11/05 22:30 | 米国 | 前週分新規失業保険申請件数 | ★★ | 19.6万件 | 19.4万件 |
<前日の主な結果>
| 日時 | 国 | 指標 | 重要度 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11/04 22:15 | 米国 | 10月ADP雇用統計(前月比) | ★★★ | 8.6万人 | 6.6万人 | 8.6万人 |
| 11/04 22:30 | 米国 | 9月貿易収支 | ★★ | -1050億ドル | -1079億ドル | -1057億ドル |
| 11/04 23:45 | 米国 | 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 56.1 | 57.9 | 57.9 |
| 11/04 23:45 | 米国 | 10月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 55.9 | – | 57.6 |
| 11/05 00:00 | 米国 | 10月ISM非製造業景況指数(総合) | ★★★ | 54.5 | 54.8 | 54.9 |
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OANDA Lab編集部
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