東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い

市場概況
 9日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では135.21円とニューヨーク市場の終値(135.10円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。昨日の米債市場が引けにかけて、利回りが上昇基調をたどり、時間外の米債利回りも高い水準を維持して始まったことで、ドルがほぼ小幅ながら全面高の展開。ドル円は昨日高値を僅かながら上抜け135.32円まで上昇し底堅い動き。
 
 ユーロドルは弱含み。10時時点では1.0989ドルとニューヨーク市場の終値(1.1001ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇傾向でユーロドルも、昨日安値を割り込み1.0985ドルまで弱含んだ。また、ポンドドルは1.2604ドル、豪ドル/ドルは0.6775ドルまでじり安。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では148.59円とニューヨーク市場の終値(148.68円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。東京仲値にかけての円売りで148.69円までユーロ高・円安が進む場面もあったが、ドル相場となっていることでクロス円は基本的にはもみ合いに終始。日経平均は堅調な動きを見せているが、クロス円への影響は現時点では限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.97円 - 135.32円
ユーロドル:1.0985ドル - 1.1006ドル
ユーロ円:148.50円 - 148.69円

OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い