18日香港株=反発スタートか、米債務上限問題への警戒感が後退

市場見通し
 18日の香港市場は反発スタートか。米債務上限問題をめぐり、17日にバイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の双方から協議の合意について前向きの発言があったことで与野党合意への期待が高まった。米デフォルト懸念の後退で香港市場でも投資家はリスクを取りやすくなるだろう。前日にハンセン指数が2%超下げ、終値は3月21日以来およそ2カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが相場を支えそうだ。

 一方、4月の中国の主要経済指標はそろって弱い内容だったことを受けて、景気回復の鈍さが意識されている。中国経済の先行き不安が引き続き重荷になりそうだ。主要7カ国(G7)広島サミットの開幕を19日に控え、中国と西側諸国の対立への警戒感が高まる可能性もある。

 決算や業績見通しを手掛かりとする個別物色は引き続き活発だろう。中国ネットサービス大手のテンセント(00700)が17日大引け後に2023年1-3月期決算を発表した。きょうはネット通販最大手のアリババ集団(09988)などが決算を発表する予定。

 18日のNY市場はダウ平均が408米ドル高と反発。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やAIAグループ(01299)、テンセント、アリババ集団などが香港終値を上回って引けた。

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