東京外国為替市場概況・8時 ドル円、強含み

市場概況
 29日の東京外国為替市場でドル円は強含み。8時時点では140.77円とニューヨーク市場の終値(140.60円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。国内の外国為替証拠金取引(FX)業者の取引開始となる7時を過ぎると、ドル円の買いが入り先週末高値(140.73円)を上抜け、昨年11月23日以来となる140.87円まで上値を広げた。
 なお、バイデン米大統領は「超党派(民主党と共和党)の予算合意に至った」「両院で法案成立に至ることを強く要請する」と会見で述べたが、すでに週末に一報が流れていたこともあり市場の反応は薄かった。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0719ドルとニューヨーク市場の終値(1.0723ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買い基調が上値を抑えているものの、動きは限定的だった。

 ユーロ円は小高い。8時時点では150.89円とニューヨーク市場の終値(150.76円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて今月2日以来となる151.05円まで上昇し堅調な動き。もっとも、証拠金取引の買いが一段落すると、151円台を維持することが出来ず上げ幅は限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.54円 - 140.87円
ユーロドル:1.0714ドル - 1.0733ドル
ユーロ円:150.66円 - 151.05円

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