昨日(2023年6月1日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は上昇と下落を繰り返す方向感のない動きとなりました。
ユーロ圏の5月消費者物価指数(HICP)速報値は前月から鈍化し、市場予想も下回りました。
これを受けて追加利上げの必要性が疑問視されました。
しかし、ECBのラガルド総裁はインフレ率は依然として高すぎると指摘し、追加の引き締めが必要との見解を示しました。
本日(2023年6月2日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月2日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、買い注文が148円付近に集中しており、ここが目先の支持線になる可能性があります。
一方、厚めの売り注文が151円付近を中心に入っており、直近の高値が注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月2日7時のもの)
過去24時間の相関を見ると、ユーロ円と相関が強かったのはポンド円と豪ドル円でした。
ユーロドルや豪ドル米ドルも正の相関となっており、主要通貨ペアはおおむね同じような動きになっています。
なお、逆相関となっている通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月2日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はドルです。
円は昨日深夜に強くなる場面もありましたが、おおむね弱い水準となりました。
ユーロは24時間を通して安定した水準で推移しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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