昨日(2023年6月2日)の米国主要3指数振り返り
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終値
- US30(米国ウォールストリート株価指数30):33088.0(+208.5)<+0.63%>
- US100(米国100株価指数):14468.3(+206.7)<+1.45%>
- US500(米国500株価指数):4225.3(+42.2)<+1.01%>
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月1日の米国株は、ADP雇用統計や米製造業 PMIの低調な結果を受けて反発しました。
ADP雇用統計の内容を受け、米金融政策の不透明感が広がり、取引序盤は売りが先行しました。
しかし、その後明らかにされた米製造業 PMIが市場予想を下回り、景気減速が意識され、利上げ観測が後退したことから、買いが優勢な展開に転じた格好です。
個別株では、エヌビディアが5.1%上昇してUS500の上げを主導。
C3.aiは13.2%と大幅下落、セールスフォースも4.7%安となりました。
その他に目立ったところでは、ゴールドマン・サックスが2.3%安、メタが2.98%高、ゼネラルが19.5%安です。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近は下落波動で、平均足の陰連は継続しています。
昨日の上昇により、再びフィボナッチの38.2%水準を目指している状況です。
高値を切り下げてきた中で、38.2%の手前で切り返すかどうかに注目です。
なお、平均足は実体が短くなり、ヒゲが上下に伸びていることから、相場の停滞も読み取れます。
<1時間足チャート分析>
平均足の陰転・陽転をまたいで、大きな下落と上昇がありました。
短期、中期、長期のレジスタンスライン水準で上ヒゲを残した形で、現在はローソク足が平均足の上に出ています。
全体としては方向感はなく、目先は上に位置する33,170ドルの全期間レジスタンスラインと、下に位置する33,000ドルの中期長期サポートラインのどちらに抜けるかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
平均足の陽連は継続中で、ローソク足は大陽線を描き、直近の波動は力強い上昇トレンドを形成しています。
ここから高値を切り上げてさらなる上昇を目指すか、反転下落してフィボナッチの23.6%水準へ再び向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
陰連の平均足とローソク足がからんだ状態から、直近は鋭角に上昇。
平均足は陽連し、その上ヒゲと長い実体からは上昇の勢いがうかがえます。
ただ、ローソク足は上下に伸びたヒゲから気迷いがうかがえる状況です。
もっと引いた目線で見ると、高値圏でのもち合いとも取れます。
さらに上を目指す場合は、14,530ポイントの水準を上抜けられるかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近の小さな上昇波動に引かれたフィボナッチの23.6%水準から反転上昇した形。
ただし、前回高値は上抜けられずに上ヒゲを残しています。
ここからの値動きで注目したいのは、前回高値を抜けられるかどうか。
もう一つ大きな上昇波動でいえば、高値と安値を切り上げている状況のため、前回高値を上抜ければ強い上昇トレンドに発展する可能性が考えられます。
<1時間足チャート分析>
しばらく陰連していた平均足が陽転したあと一時的に下落しましたが、4170ポイント水準で反発して急上昇。
平均足は上ヒゲの長い陽線が続き、上昇トレンドを示唆しています。
ただし、ローソク足は長い上ヒゲと下ヒゲを残しており、上昇・下落どっちつかずの停滞状態を表しています。
目先はこの足の高値を上抜けるか、安値を下抜けるかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング
(画像は2023年6月2日10時10分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
1位は騰落率+0.82%のUS100で、2位にはUS500、4位にはUS30がランクイン。
その他、米国の株価指数ではUS2000(ラッセル2000)が5位となっています。
米国株価指数が上位を占めている状況です。
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OANDA Lab編集部
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