東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下値堅い

市場概況
 7日午後の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。17時時点では139.43円と15時時点(139.17円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。日経平均株価が590円超安の安値引けとなったことでクロス円を中心に売りが強まると一時139.13円まで値を下げた。ただ、昨日安値の139.10円が目先のサポートとして意識されると下げ渋り。時間外の米10年債利回りが上昇したこともショートカバーにつながり139.50円手前まで持ち直した。

 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0684ドルと15時時点(1.0684ドル)とほぼ同水準だった。リスクオフの動きが広がったうえ、米金利上昇に伴う売りに押される形で一時1.0668ドルまで値を下げたが、昨日安値の1.0667ドルを前に下げ止まると1.0680ドル台までやや反発した。低下して始まった独長期金利の上昇に転じたことも支えとなったか。

 ユーロ円は買い戻し。17時時点では148.97円と15時時点(148.70円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。日本株の大幅下落を受けて148.64円まで下げたが、ドル円やユーロドルが下げ渋ったことを受けて149.03円付近まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:139.13円 - 139.68円
ユーロドル:1.0668ドル - 1.0704ドル
ユーロ円:148.64円 - 149.39円

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